Aptosの概要
このパートでは、下記についてAptos上でプロジェクトを行っている者としてHANAが意見を述べていきます。
「そもそものAptosの狙うポジション」
「エコシステムの状況」
「結局、何が優れているのか」
Aptos 基本情報
まずはAptosをよく知らない方向けの概要について
-val $2B以上で350M調達を調達しているL1チェーン
-FlowやLibraと同じHotstuffコンセンサス
-ネイティブ言語:Move
-メインネットが9月末予定で、ホワイトペーパー詳細はまだ
Aptosのポジション
Ethereumとは別のコミュニティ・ゲームが展開されていて、Solanaと思想は近いです。大きな特徴は、「Move言語を強烈に押し出している」「Web2 big tech(Google, AWS, Paypay)を初期から巻き込んでいる」点です
-分散性やpermissionlessを求める事なく効率の良い金融プラットフォーム
-「ハイスペ+低手数料+強い後ろ盾」で、マスアダプションに拘る
-Web2テックの巻き込み
Aptosエコシステムの状況
マーケットの崩壊やRustとの相性の良さなど複数の要因が重なり、Solanaのプロジェクトが参入しやすい状況になっています。メインネットローンチ前にも関わらず、50個以上のプロジェクトが控えています
-7上旬くらいに一気にSolana勢参入
-Solanaの歴史をハイスピードで辿る
-Solana勢は基本マルチチェーン展開先
-派閥的には、solana勢(特にSaber)+aptos native勢(特にPontem)+Move大好き勢
Moveについて
Move言語はDiemのメンバー達がスマコンを記述する言語として数年間に渡り開発してきました。Solidityよりどれ程優れているかは、自分で手を動かして試して欲しいです
-まだ情報少なくキャッチアップに時間かかる
-FlowのCadenceとも似ている
-Auditコスト低い
-Web3のJavaScript的立ち位置
-希少性の設定やアセットの型付けが可能
→通貨を扱うクリプト相性が良い。rustやJSだと煩雑になるコードを短く書ける
以上、簡単にAptosの概要について紹介してみました。ユーザーの方は、Twitterの情報を盲信せず、万が一の事も含めてプロジェクトに関わってみてください。開発者や事業者でAptosに興味ある方は、ぜひHanaにDMしてください!