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Web3におけるZKP:現状と将来


Web 3におけるZKP:現状と将来



By Mohamed Fouda and Qiao Wang

ZK(Zero Knowledge technology、ゼロ知識技術)は、Web3だけでなく他の産業をも変革する可能性を持った技術として知られています。ZKは、様々なユースケースを可能にする汎用的な技術であり、私たちは、現状、この技術が可能にするユースケースについて把握する初期段階にいます。ZKのユースケースの中には、トランザクションのプライバシーやデータの圧縮、つまりロールアップなど、実際のアプリケーションを既に誕生させているものもあります。しかし、ZKを主流にするために必要な潜在的ユースケースや技術の進歩はまだ多く存在しています。

この記事では、まずZKP(ゼロ知識証明)を活用した様々なアプリケーションをレビューします。次に、この技術の進化の可能性や、いくつかのスタートアップのアイデアに焦点を当てて説明していきます。これらのアイデアに取り組んでいるビルダーは、Allianceのファウンダーズコミュニティに連絡をとり、参加に向けて申請することもお勧めします。Allianceは、このベクトルで構築しているファウンダーやビルダーをサポートし、資金提供することを目的とした組織です。


ZKPアプリケーションの現在地

ZKPは、その発明以来、暗号分野において強力な足場を築いてきました。ZKPは、あるエンティティがある情報を知っていること、あるいはあるタスクを正しく完了したことを、その情報を公開したりタスク実行の詳細を示したりせずに、世界中の人に証明できるようにする仕組みです。

ZKという魔法の数学は、生成されたZKPを検査するだけで、その知識や実行完了への「信頼」を可能にします。そしてZKPの最初の、そして最も活用されているユースケースは「プライバシーに重点を置いた暗号ネットワーク」でした。ZKPはまた、ZKロールアップの概念を導入し、イーサリアムのL2トランザクションの妥当性証明をイーサリアムのL1上で行うためにも使用されています。さらに、ZKPは様々なプロジェクト内で新たなニッチな用途も誕生させています。

プライバシーを重視した決済プロトコル

ZKPはその特性から、特に真実の源泉として機能する中央機関を持たない分散型ネットワークにおいて「プライバシー」を可能にします。ZKPは、Web3ユーザー(Prover)が、ネットワークの検証者(Verifiers)に対して、取引額や送金側・受取側のアドレスなどの詳細を明かすことなく、自分の取引が有効であること、つまり十分な残高の存在を証明することを可能にします。

ZKPは当初、Zcashネットワークにおいてシールドされた、プライベート決済をサポートするために開発され、その後他のネットワークに拡張されていきました。

現在の主なプライベート決済ネットワークの実装は以下の通りです:

  • プライバシーに特化したL1:Zcash、Horizon、Aleo、Iron Fishなど。
  • 汎用チェーン上のプライバシースマートコントラクト: Tornado Cash
  • プライバシーに特化したL2:Aztec

 

ZKロールアップの有効性検証

ZKPにおける他の主要なユースケースとして、基礎となるL1上のロールアップの有効性証明の生成が挙げられます。汎用のロールアップはスループットを最適化することで、より多くのTXの証明を可能にしますが、ZKPのプライバシー機能は利用されません。このトレードオフでは、ZKPはL2トランザクション実行の正しさの証明としてのみ機能します。

一般的な関数には効率的に証明できないものがあるため、任意のスマートコントラクトの正しい実行を証明するZKPの生成は困難となります。この問題を解決するには、基盤となるZK回路を使用して効率的に証明できる特殊なVMを実装する必要があります。この複雑さもあり、ZKのロールアップはまず、支払いや、ZKPを簡単に生成できるDEXなどのアプリケーションのサポートから始まりました。この例としては、zkSync 1.0やLoopringが知られています。その後、時を経てStarknet、zkSync 2.0、Polygon zkEVM、Scrollなど、汎用のzkEVM実装が市場に出回るようになってきています。

現在、全てのzk rollupはEthereum上にありますが、Bitcoinを含む他のチェーン上でもzk rollupの実装が可能です。ただし、Bitcoinへのロールアップの実装には、オペコードを変更し、チェーンをハードフォークする必要があることから、Bitcoinのコミュニティから歓迎されないケースが想定されます。

その他のZKPアプリケーション

プライバシーに特化したアプリケーションやロールアップ以外でも、ZKPは他のブロックチェーンプロトコルの中で他の用途を生み出しています。

このセクションでは、これらのユースケースを取り上げます:

Mina
Minaは、ブロックチェーンの状態を小さなサイズ(〜22KB)に圧縮するためにZKPを使用しています。これを実現するために、Mina再帰的ZKP、つまり他のZKPのZKPを使用しています。Minaのネットワークでブロックが生成されると、zk-SNARKを使用してこのブロックの証明を生成し、その有効性を保証します。新しいブロックは以前のブロックを参照するため、新しいブロックのZKPは一定のサイズを保ちながら以前のすべてのブロックを検証する仕組みです。

Filecoin
FilecoinはZKPを使用して「ストレージプロバイダが保存を主張するデータを正しく保存していること」を確認します。このプロセスは、複製証明(PoReb)と呼ばれます。このプロセスでは、ストレージプロバイダはZKPを生成して、データの一意のコピーを保存していること、つまり、他のプロバイダが維持するコピーを参照していないことを証明します。ZKPは、一定レベルの冗長性と可用性を実現したいFilecoinユーザーに対して保証を提供します。さらに、証明のサイズは保存データよりもはるかに小さいため、ZKPを使用することによって、ストレージプロバイダーの帯域幅の要件を減らすことを可能にしています。

Celo Plumo
Celo Plumoは、ZKPを利用して、携帯電話などのリソースが限られたデバイスで利用できる超軽量なネットワーククライアントの作成を可能にしています。クライアントは軽量でありながら、アクセスする状態の正しさを保証することができます。

Dark Forest
Dark Forestは、ゲーム分野におけるZKPの最も代表的なアプリケーションとして知られています。ZKPの利用としてはプライバシーのユースケースに合致するものですが、これを不完全情報ゲームの作成に応用したことは、決済ネットワークにおけるZKPの金融応用を超えたユニークなユースケースと言えるでしょう。


ZKPとその応用の発展の軌跡

2016年まで、ZKPは小さな学会で議論される研究テーマの一つに過ぎませんでした。Zcashの創業チームが、Zcashネットワークでシールド/プライベートトランザクションをサポートするために、ZKPの変種zk-SNARKの最初の生産可能な実装を作成したときに、全てが変わりました。実際のユースケースができたことで、ZKPへの関心が高まり、その結果、冒頭のセクションで説明した多くのプロジェクトの基礎となる、より優れたZKPバリエーションが生まれました。しかし、ZKPが主流となるためには、さらなる開発が必要です。

この技術をさらに向上させる方法を理解するために、AIなどの類似の技術から学ぶことができます。多くの側面で、ZKP技術はAI技術と類似しており、同様の軌跡をたどることが予想されます。ZKPと同様に、AIも多くの問題を解決できる有望な技術としてスタートしました。しかし、初期のAIアルゴリズムは能力に限界があり、利用可能なハードウェアの能力をはるかに超える計算複雑性を持っていました。そのため、AIの応用には時間がかかり、実用的でなかったため、AIの研究開発はほとんど研究所の中だけに留まっていました。その後、ディープ・ニューラル・ネットワーク(DNN)などの新しいアーキテクチャの発明や、GPUの活用による実行速度の向上によって、徐々に改良が続けられていきました。その結果、2012年には、最も有名なコンピュータビジョンのコンテストであるImageNetで大差をつけて優勝したAlexNetのようなブレークスルーがもたらされました。AlexNetは、GPT-3Dall.E 2Stable Diffusionなど、現在の驚異的なAIアプリケーションの誕生につながるAIの時代の幕開のきっかけとなったのです。

現在のZKPの状況は、初期のAIの状況に似ており、まだ開発途上の有望な技術であり、計算量が多く証明に時間がかかります。AIの進歩に学ぶことで、ZKP技術が飛躍するために解決しなければならないボトルネックを特定することができるでしょう。

1. アルゴリズム・回路の改良

AIがLeNet-5→AlexNet→Resnet-50→Transformerと進化してきたように、ZKPのアルゴリズムも開発の段階を経て、大幅な性能向上が見込まれます。この点については、既に進展が見られています。2011年にzk-SNARKsを導入して以来、より高度なアルゴリズムが開発されています。2018年、Starkwareの創業者たちは、信頼できる設定を必要とせず、証明の生成時間が短いZKPアプローチであるSTARKを開発しました。この技術は、StarkNetを含むStarkwareのいくつかの製品のベースとなっています。

ZKPの進展は、2019年のPLONKの導入へと続くものとなりました。このSNARK実装は、1つの信頼できるセットアップを繰り返すことなく、多くのアプリケーションで使用できるようにするものです。PLONKは、Aztec、Mina、Celoなど、複数のWeb3プロトコルで使用される実装の開発に拍車をかけるものとなりました。


2. 実行エンジンの最適化

ZKPは計算量が多いため、証明に時間がかかるという大きな欠点があります。例えば、最近発表されたPolygonのzkEVM実装では、500kガスの計算の証明を生成するのに64コアのサーバで5分程度を要します。ZKPの証明時間を改善することは、ZKP技術を主流にするために重要なことです。この目標を達成するには、AIと同様に、ソフトウェア実行エンジンの最適化と専用ハードウェアの利用が必要となります。

ソフトウェアの最適化
ZKP生成処理の多くは超並列処理であり、GPUなどの並列処理によってZKP計算を高速化することができます。これは、CUDAのような専用のGPUライブラリを利用することで、Nvidia GPU上でのZKPの計算を高速化することができるものです。各プロジェクトは、それぞれが異なるZKPアルゴリズムを使用しているため、内部でこれを開発しようとしています。ここで注目すべき例は、GPUを使用して証明プロセスを高速化するGroth16アルゴリズムFilecoinの実装です。また、EdgeswapGPUを使用してPLONKの証明時間を75%短縮した例もあります。


専用ハードウェア
GPUによるZKP証明時間の短縮には限界があるため、FPGAやASICなどの専用ハードウェアを使用するという選択肢もあります。FPGAは、専用チップ(ASIC)の製造というコストのかかる作業を行う前のハードウェアプロトタイピングプラットフォームとして検討されることが多くあります。また、FPGAGPUFPGAを組み合わせたハイブリッドソリューションは、ロールアップやプライバシー重視のネットワーク向けのZKPを高速化する上で、短期的・中期的に重要な役割を果たす可能性があります。

しかし、ZKPの技術が今後、私たちが期待するレベルまで成長すれば、最終的にはASICがこの市場を獲得するために出現してくることが想定されます。現在、ZKPのハードウェアアクセラレーションは、ZKPのアルゴリズムが多様で断片的であるため、十分に対応できていません。しかし、適切なビジネスモデルがあれば、一部の企業が、技術スタックのこの部分の開発と収益化に注力してくるもの考えています。


3. ソフトウェア抽象化レイヤー

ZKPの潜在能力を引き出すには、いくつかの抽象化レイヤーとツールを構築する必要があります。これらの抽象化レイヤーは、ZKPアプリケーションの開発プロセスを簡素化し、各開発者グループが得意とする分野に集中できるようにするために必要なものです。

例えば、アプリケーション開発者は、ZK回路の低レベルの詳細やその動作について心配する必要はありません。AIに例えてみましょう。AIの大きな進歩は、何層もの抽象化を行うことで可能になりました。これらの抽象化を利用すれば、AIアプリケーションの開発者は、NNのアーキテクチャやハードウェアリソースの割り当てについて心配する必要はなくなります。TensorFlowやPyTorchのようなフレームワークは、これらの低レベルの詳細をすべて抽象化しています。

ZKの開発スタックは、AIスタックほどにはまだ発達していません。しかし、これらの抽象化を構築するための努力は行われています。スタックの一番下には、PLONKやSTARKといった低レベルのZKPライブラリが存在します。その上の層には、Noirのような高水準言語が、基礎となるZK暗号を抽象化し、アプリケーション開発者がアプリケーションロジックに集中できるようにしようとしています。Circomは、複雑なZKバックエンドの作成とZKPベースのアプリケーションの開発の両方に使用できるため、この2つのレイヤーの間に位置するもう1つの人気のあるZKP言語となっています。

Web3におけるZKPの抽象化のもう一つの例はStarkWareのCairo言語で、開発者はボンネットの下でSTARK証明を使用する一般的なスマートコントラクトを実装することができるようになります。さらなる抽象化を進めるNethermindのWarpツールでは、Solidityの開発者がSolidityのコードを直接Cairoに変換できるようになっています。Warpを使用することで、Uniswap V3のコードをCairoにトランスパイルすることができ、元のSolidityコードに最小限の変更を加えるだけでこれを可能にしています。


ZKPのスタートアップの機会

ZKPの進展の可能性に関する議論に基づいて、私たちはZKP関連のスタートアップのアイデアをいくつか特定し、今後の起業家の方たちと一緒に検討したいと考えています。これらのアイデアは、ツーリングとアプリケーションの2つのグループに分類されます。

ZKPツーリング

1.高水準の開発フレームワーク

AIにおけるTensorflowやPyTorchと同様に、高レベルのZKP開発フレームワークは、アプリケーションレベルでのイノベーションの実現に不可欠です。これらのフレームワークには、次のようなものが必要となります:

  • 基礎となるZKPバックエンドの複雑さを抽象化する。
  • 様々なZKPバックエンドとハードウェア環境(例:CPUとGPU)をサポートする。
  • 効率的なデバッグとテストを可能にする。
  • 例題やチュートリアルを含む豊富な開発環境を提供する。

Ethereumエコシステムで最も近い例として「Hardhat」や「Foundry」がありますが、これらはすぐにzkEVMやZKPをサポートすることはないでしょう。その代わり「Cairo」のような既存の抽象化の取り組みが、いずれこのスペースを埋めるために進化するかもしれません。

2. zkロールアップSDK
zkロールアップは人気が高まっており、この技術はゲームや高スループットDeFiプロトコルのためのアプリケーション固有のL2を可能にします。zkロールアップは、主に実行と決済の処理を行い、コンセンサスとデータの可用性はL1が処理することになります。しかし、アプリケーション固有のzkロールアップを立ち上げることは、まだ非常に複雑です。今後、カスタムzkロールアップを起動するための開発者フレンドリーSDKを提供するプロジェクトが、真のビジネスニーズを解決し、開発ツールボックス、開発者サービス、シーケンササービス、サポートインフラを提供することによって、価値あるビジネス機会を生み出していくことが想定されます。

3. ZKPハードウェアアクセラレータ
特定のユースケースをターゲットとして、早期段階で市場のリードを築くことができた専門的なハードウェア企業が、大規模な価値を持つ企業になっていくことが歴史上判明しています。これは、NvidiaがAIハードウェアに特化することで、北米で最も価値のある半導体企業になったときに、AIについて当てはまりました。また、Bitcoinのマイニング分野でも同様で、Bitmain、Canaan、Whatsminerといった企業が、ASICマイナーに特化することでユニコーンになったことも同様です。効率的なZKPハードウェアアクセラレータを設計・構築する企業も、今後同じ軌跡をたどることになるでしょう。


ZKPウェブ3アプリケーション


1.ZKブリッジと相互運用性
ZKPは、クロスチェーンのメッセージングプロトコルの有効性証明の作成に使用でき、クロスチェーンメッセージの宛先チェーンでの迅速な検証が可能になります。これは、zkロールアップが、基礎となるL1上で検証される方法と似ています。しかし、クロスチェーンメッセージングでは、署名スキームや検証される暗号関数が送信元と送信先のチェーンで異なる可能性があるため、複雑さがより高くなるのです。

2.ZKオンチェーンゲームエンジン
Dark Forestは、ZKPが情報不完全なオンチェーンゲームを可能にすることを実証しました。これは「プレイヤーの行動をプレイヤーが公開すると決めるまで非公開にする」ことが可能にするもので、よりインタラクティブなゲームを設計するために非常に重要な部分となります。オンチェーンゲームが成熟するにつれて、ZKPはゲーム実行エンジンの一部になることが予想されます。高スループットのオンチェーンゲームエンジンにプライバシーを統合することに成功した場合、この機能が生む機会は非常に大きなものとなるでしょう。

3. アイデンティティ・ソリューション
ZKPはアイデンティティ領域でも、いくつかの機会を可能にすることができます。ZKPは、レピュテーションや、Web2とWeb3のIDの接続に使用することができます。現在、Web2とWeb3のアイデンティティは基本的に分離されています。Cliqueのようなプロジェクトは、オラクルを使用してこれらのアイデンティティを接続しています。ZKPは、Web2とWeb3のIDを匿名でリンクできるようにすることで、このアプローチをさらに一歩進めることができます。これによって、Web2やWeb3のデータを使ってドメイン固有の専門知識を証明できる人が、匿名でDAOのメンバーになれるといったユースケースが可能になります。また、借り手のWeb2ソーシャルステータス(Twitter のフォロワー数など)に基づいた無担保のWeb3融資といったユースケースも誕生するでしょう。

4. 規制遵守のためのZKP
Web3では、仮名(匿名)のオンラインアカウントによる金融システムへの参加ができるようになりました。この意味で、Web 3は大規模な金融の自由と包摂を可能にしていると言えます。Web 3の規制強化が進む中、ZKPは仮名性を崩すことなく、コンプライアンスに利用することができます。ZKPは、ユーザーが制裁対象国の国民または居住者でないことを証明するために使用でき、また、認定投資家であることや、その他のKYC/AML要件の証明にも使用できます。

5. ネイティブWeb3のプライベートデットファイナンス
TradeFiのデットファイナンスは、成長中のスタートアップ企業が、追加のベンチャーキャピタルを調達する必要なく、成長を加速させたり、新しいビジネスラインを開始するために利用するサービスとして活用されています。Web3 DAOや仮名企業の台頭は、Web3ネイティブのデットファイナンスの機会を生み出します。例えば、ZKPを使用することで、DAOや仮名企業は、借り手の情報を貸し手に明かすことなく、成長指標の証明に基づいて、競争力のある金利で無担保融資を確保することができます。

6. プライベートDeFi
金融機関は、取引履歴やエクスポージャーを非公開にすることが基本的に多いものです。これは、チェーン分析の継続的な進歩によって、オンチェーンのDeFiプロトコルを使用する場合、満たすことが困難となります。解決策としては、プロトコル参加者のプライバシーを保護する、プライバシーに特化したDeFi製品の開発が挙げられます。これを実現しようとしているプロトコルの1つがPenumbraのzkSwapです。また、Aztecのzk.moneyは、透明性の高いDeFiプロトコルへのユーザーの参加を難読化することによって、プライベートなDeFi環境上での利回り獲得の機会を提供しています。効率的でプライバシーに焦点を当てたDeFi製品の実装に成功したプロトコルは、機関参加者から大きな額の運用の確保が期待できるでしょう。

7. ZKPを活用したWeb3広告
Web3は、閲覧履歴、プライベートウォレットのアクティビティなど、ユーザーのデータの所有権の保護を可能にするとともに、ユーザーの利益のためにデータのマネタイゼーションを可能にします。データのマネタイズはプライバシーと矛盾する可能性がある中で、ZKPは、個人データのどの側面を広告主やデータアグリゲータに明らかにするのかを制御する仕組みを提供することができます。

8. プライベートデータの共有とマネタイズ
私たちのプライベートデータの多くは、適切な主体に共有されれば、高い社会貢献性を持つものとして影響力を与えることができます。例えば、個人の健康データをクラウドソーシングして、研究者が新薬を開発するのに役立てることが考えられます。また、個人的な財務記録を規制当局や監視当局と共有することで、汚職を特定し、罰則を科すといった活用もできます。ZKPは、このようなデータの個人的な共有と収益化を可能にします。

9. 分散型情報組織
ZKPは、分散型の諜報組織を生み出すことができます。そこでは、諜報員、データ調査員、スパイが、互いに交流したり知り合ったりすることなく、ネットワークの一部になることができるのです。参加者はZKPを利用して、ある情報データに関する知識を証明した上で、そのデータと引き換えに私的な支払いを受けることができます。また、この仕組みは、参加者のプライバシーを維持しながら、収集データを充実させたり解釈したりするための協調的かつ複合的な方法を促進することが可能にします。

10. プライベートガバナンス
DAOとオンチェーンガバナンスの普及によって、Web3は直接参加型の民主主義に近づきつつあります。現在のガバナンスのモデルの大きな欠陥は、参加者の非プライバシー性という部分です。ZKPを活用することによって、ガバナンスの参加者は、自身が何に投票したかを明らかにすることなく投票することができます。さらに、ZKPはガバナンスの提案の可視性をDAOメンバーに制限することができ、DAOは競争上の優位性を構築することを可能にします。


まとめ

この記事では、ZKP技術が、Web3分野で最も革新的な技術の1つであることをいくつかの側面から説明しました。この技術は、画期的なプロトコルや企業のための新たな革新的な機会を提供します。Allianceは、このムーブメントの中心的存在になりたいと考えており、このベクトルで構築を進める起業家や開発者を支援し、資金提供することを目的としています。

本記事についてフィードバックをいただいたShumo ChuCarter McAlisterAdam Porterに感謝します。


その他のリソース


この記事は原作者の許可を得て翻訳されました:
Takeshi@Think Globally, Act Locally

ABEL Finance IDO開催のお知らせ


ABEL Finance IDO開催のお知らせ

ABEL Finance

Abel Financeは、初のクロスチェーン・レンディング・プラットフォームとして、AptosとSuiで構築されています。最新情報を入手するために各コンテンツからコミュニティにご参加ください!

Abel FinanceはAptos NetworkとSUI Network上に構築された初のクロスチェーンレンディングプラットフォームです。

11月28日から12月08日まで、ABELコインのIDOを実施します(総供給量12%:パブリック10%、ABELG=OGとABELIST=ホワイトリスト2%)。

Early Birdのマイニング情報は、メインネットがオンラインになった時点で公開される予定です。

ABELコインの役割

  • Abel Financeは、ABELコインの保有者に定期的に収益を分配します。
  • ABELコインを利用してガバナンス投票(コインのリストアップ、ガバナンスパラメータ調整など)に参加できます。
  • パートナープロジェクトのIDOホワイトリスト権を獲得できます。
  • NFTの先取特権による発行が可能になります。

Aptos NetworkにおけるIDOの詳細

  • パブリックIDO価格:ABELコインあたり0.02APT~0.06APT:早期購入者は有利な価格で購入することができます。
  • OGとABELISTに合計2,000,000 ABEL(総供給量の2%)が割り当てられ、ABELコインあたり0.02APT(各OG及びABELISTは最大50,000ABELコインまで購入可能)で購入することができます。
  • OABELコインは、IDO購入者のアドレスにリアルタイムで転送されます。
  • 公式リクイディティプールはIDO終了後48時間以内に作成されます

Sui NetworkでのIDOの詳細

後日、Abel Financeは、将来のSuiネットワークで12,000,000 ABELコイン(総供給量の12%が販売予定)のIDOを行う予定です。(Sui Networkは現在Devnetにあります。)

IDOへの参加方法

どなたでも参加できます。

OG & ABELIST IDO
日付:11月28日12:00 UTC ~12月03日12:00 UTC
価格:0.02APT/ABEL
ウェブサイト:https://wl.abelfinance.xyz/ (近日公開予定)

パブリックIDO
日付:11月28日12:00 UTC ~12月08日12:00 UTC
価格:0.02APT~0.06APT
ウェブサイト:https://public.abelfinance.xyz/(近日公開予定)

OGまたはABELISTは、1人あたり最大1000APT(50,000ABEL)まで購入可能です。

ABEL IDO 価格設定アルゴリズム

  • ABELセール価格範囲: 0.02APT~0.06APT
Price algorithm formula:
y = k*0.04 + 0.02
y is ABEL price for APT
k = (sold_APT_amount + user_input_APT_amount*0.6)/400000
  • 価格設定アルゴリズムは、Abel Financeのコインの価格とその供給量の関係を定義する線形曲線となります。つまり、オークション保管庫内のAPTの数量が増加すると、ABELコインの価格が上昇します。
  • ABELコインの価格は、販売されたABELコインの量と保管庫内のAPTの量に応じて変化します。つまり、初期の購入者は、後期の購入者よりも有利な価格を受け取ることができます。
  • ABELコインはリアルタイムで買い手に還元されます。

お知らせ:中国、米国、北朝鮮、イラン、ベネズエラ、または OFAC が定める制裁対象国に居住する人物は、トークン販売への参加を含め、Abel Financeが提供するいかなるサービスも利用することができません。疑問を避けるため、禁止司法管轄区からAbel Financeによって提供されるあらゆるサービスに関するこれらの制限は、禁止司法管轄区に所在する他の国の居住者や市民にも同様に適用されます。調達した資金はすべてアベルファイナンスのチームに帰属します。


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ABEL Finance

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11月28日から12月08日まで、ABELコインのIDOを実施します(総供給量12%:パブリック10%、ABELG=OGとABELIST=ホワイトリスト2%)。

Early Birdのマイニング情報は、メインネットがオンラインになった時点で公開される予定です。

ABELコインの役割

  • Abel Financeは、ABELコインの保有者に定期的に収益を分配します。
  • ABELコインを利用してガバナンス投票(コインのリストアップ、ガバナンスパラメータ調整など)に参加できます。
  • パートナープロジェクトのIDOホワイトリスト権を獲得できます。
  • NFTの先取特権による発行が可能になります。

Aptos NetworkにおけるIDOの詳細

  • パブリックIDO価格:ABELコインあたり0.02APT~0.06APT:早期購入者は有利な価格で購入することができます。
  • OGとABELISTに合計2,000,000 ABEL(総供給量の2%)が割り当てられ、ABELコインあたり0.02APT(各OG及びABELISTは最大50,000ABELコインまで購入可能)で購入することができます。
  • OABELコインは、IDO購入者のアドレスにリアルタイムで転送されます。
  • 公式リクイディティプールはIDO終了後48時間以内に作成されます

Sui NetworkでのIDOの詳細

後日、Abel Financeは、将来のSuiネットワークで12,000,000 ABELコイン(総供給量の12%が販売予定)のIDOを行う予定です。(Sui Networkは現在Devnetにあります。)

IDOへの参加方法

どなたでも参加できます。

OG & ABELIST IDO
日付:11月28日12:00 UTC ~12月03日12:00 UTC
価格:0.02APT/ABEL
ウェブサイト:https://wl.abelfinance.xyz/ (近日公開予定)

パブリックIDO
日付:11月28日12:00 UTC ~12月08日12:00 UTC
価格:0.02APT~0.06APT
ウェブサイト:https://public.abelfinance.xyz/(近日公開予定)

OGまたはABELISTは、1人あたり最大1000APT(50,000ABEL)まで購入可能です。

ABEL IDO 価格設定アルゴリズム

  • ABELセール価格範囲: 0.02APT~0.06APT
Price algorithm formula:
y = k*0.04 + 0.02
y is ABEL price for APT
k = (sold_APT_amount + user_input_APT_amount*0.6)/400000
  • 価格設定アルゴリズムは、Abel Financeのコインの価格とその供給量の関係を定義する線形曲線となります。つまり、オークション保管庫内のAPTの数量が増加すると、ABELコインの価格が上昇します。
  • ABELコインの価格は、販売されたABELコインの量と保管庫内のAPTの量に応じて変化します。つまり、初期の購入者は、後期の購入者よりも有利な価格を受け取ることができます。
  • ABELコインはリアルタイムで買い手に還元されます。

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クロスチェーンガバナンス:Connext×Zodiac (Gnosis Guild)との統合


クロスチェーンガバナンス:Connext×Zodiac (Gnosis Guild)との統合

Massimo Lomuscio

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DAOは過去数年の間に進化して、ますます複雑な組織となり、組織的な仕事を包括的で透明性のある方法で行う未来への道を切り開いてきました。

多くのDAOは、そネイティブトークンとその他の資産を運営資金として蓄積してきました。DAOが進化し続け、より多くの人々が参加するようになると、グローバルに分散した(匿名の)メンバーを統率するために、より複雑なプロセスとツールが必要となります。

DAOが使用するツールのいくつかはオフチェーンですが(例えばDiscord)、日々の活動や重要な統治行動を調整・管理するために、オンチェーン行動を促進するツールの新しい波が現れてきています。

Source: https://deepdao.io/organizations

DAOを形成する上では、全てのトークン所有者と利害関係者の利益を保護するために、最高水準のセキュリティを満たすツールの選択が重要となります。

さらに、プロトコルが複数のチェーンに拡大する中で、それを制御するDAOは、オリジンチェーン上の従来の「ヘッドクォーター」を超えてその能力を拡大する必要があります。

そこで、Connext上に構築されたクロスチェーンツールの出番となります。
DAOは、流動性を分散させたり、メンバーの経験を損なったりすることなく、複数のチェーンと相互作用できるようになります。

特定のチェーン(HQ)上のマルチシグによって制御されるDAOが、他のチェーンのスマートコントラクト上のパラメータ(例えば、手数料の切り替え)を変更する必要がある場合はどうすればいいでしょうか?
DAOメンバーの投票コストを下げて参加率を上げるにはどうしたらいいでしょうか?
DAOが異なるチェーン上の他のDAOとオンチェーンコミュニケーションを行うにはどうすればよいでしょうか?

そこでクロスチェーンガバナンスを提供する、Connext x Zodiacが登場します。

Zodiacは、オープンスタンダードに従って構築されたツールの集合体です。現在、何百ものDAOが異なるプラットフォーム、プロトコル、ツールを使ってエコシステムを構築していますが、Zodiacのコンポーザブルデザイン哲学は、DAOがもはやモノリシックデザインにとらわれずに行動することを可能にします。

Zodiacのオープンスタンダードは、DAOエコシステムの既存の運営プロセスを強化し、人気のあるプラットフォームを新たにコンポーザブルにし、マルチチェーンガバナンスに焦点を当てた、DAO同士のコラボレーションメカニズムを確立しています。

「Gnosis Guildのメンバーによって維持されているZodiacエコシステムは、Connextと完全に一致する原則を持っており、両システムは開発者に最高のセキュリティと柔軟性を提供するためにモジュール性に依存しています。」Gnosis Guild 共同創設者 Auryn Macmillan

Connextのモジュールは、Zodiacの以前のAMBブリッジモジュールの成果を基に構築され、異なるインターフェースとデータ検証方法を考慮して機能を拡張します。

仕組み

Connextモジュールは、Gnosis Safeの他のモジュールと効率的に組み合わせることで、無駄のないように構築されています。

簡単な例を見てみましょう:

例えば、チェーン A の DAO (daoA) がチェーン B の Safe (safeB) を制御する必要があるとします。彼らは単純にチェーン B に ConnextModule のインスタンスをデプロイし、safeB.enableModule(ConnextModule.address) を呼んで safeB のモジュールとしてそれを有効にしなければなりません。

Connextモジュールにはユーザー定義変数connextがあり、チェーン B に展開された connext XReceiverコントラクトアドレスに設定する必要があります。基本的に、ユーザはこのアドレスが正しいオリジンチェーン上の対応するConnextModuleへの呼び出しによって開始されたメッセージのみを渡すこと、オリジンチェーン上の呼び出しを行ったアドレスに対応するoriginSender、およびメッセージが発生したチェーンのIDに対応する_originを信頼することになります。

これらすべてが真であれば、ConnextModuleは受信メッセージを正しく検証し、originSenderがoriginAddress(この場合はdaoA)、 originがオリジンチェーンのID(この場合はChain A)の場合にのみIXRecevierからのメッセージを受け入れるようにします。

これが設定されると、完全な流れは次のようになります:

daoAでプロポーザルに成功すると、duoAがConnext.xcall()を呼び出し、チェーンBの対応するXReceiverがConnextModule.xReceive()を呼び出すというクロスチェーンマジックが発生します。

メッセージはその後、正しいXReceivercontractによって呼び出されたこと、originSenderが正しいこと、originが正しいことを確認するために検証されます。これが正しい場合、connextモジュールはsafeB.execTransactionFromModule()を呼び出し、originのdaoAから渡されたメッセージを実行するよう金庫をトリガーします。

Connext x Zodiacの使用例

Connextモジュールは、あるネットワーク上のアカウントが別のネットワーク上のアカウントを制御する場合に有用な方法となります。

具体的には、メインネットのイーサリアム上のDAOがGnosis Chain上のトレジャリーをコントロールしたり、メインネットのDeFiプロトコルDAOがPolygon上のプロトコルの展開をコントロールしたり、Optimismの助成金提供DAOが他の様々なチェーンやレイヤー上の受信アドレスをコントロールしたり、などということが考えられます。

また、Connextの最も優れた機能の1つは、メッセージとともにクロスチェーンのトークン転送をバンドルできることです。これは、DAOの機能セット、そして最終的には私たちが将来的に考える方法を拡大するのに役立つ、多種多様な新しいユースケースを開くものとなるでしょう。

Gnosis Guildについて

Gnosis Guildは、共生、共同所有、実験の価値をコア理念とした、相互依存組織です。Gnosisによってインキュベートされ、構築されたツールを使用する小規模なチームの集合体として活動しています。Gnosis GuildはZodiacのコアな貢献者であり、オープンスタンダードの保持者の一つです。

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お読みいただきありがとうございました。

今後のConnext Networkにご期待ください!


Connext Networkについて

Connext Networkは、チェーンとロールアップの間で高速かつ信頼性の高い通信を行うためのネットワークです。この分野に存在する相互運用システムにおいて、新たな信頼性の仮定を導入することなく、低コストかつ迅速に実行できる唯一のものです。Connextは、ブリッジやその他のネイティブなクロスチェーンアプリケーションを構築する開発者を対象としており、現在までに13億ドルを超えるトランザクションがConnextのネットワークを通過しています。

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Connextクロスチェーンブリッジ: https://bridge.connext.network/

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Pontem x Econiaライブストリーミングレポート


Pontem x Econiaライブストリーミングレポート

Pontem Network

Pontem Networkの各コンテンツはこちら!アンバサダーも募集中です。

今回のライブストリームは、スペシャルゲストにEconiaを迎えました。

Alejo:ご登場いただきありがとうございます。まずはプロジェクトを紹介してください。

Econia:私はEconia Labsの共同設立者で、Aptos用のオンチェーン・オーダーブックを構築しています。オーダーブックとマッチングエンジンは完全にオンチェーンなので、私たちが構築しているDEXプラットフォームに関連する金融情報の透明性が100%確保されていることになります。

Econiaは、Move言語で記述され、世界中に分散配置された自律的な決済レイヤーです。AptosとMove言語が提供するパフォーマンス拡張を活用し、他では構築できないDEXを構築しています。

Econiaは、従来のオーダーブックがサポートする全ての機能をサポートしています。完全に透明で、チェーンを見るだけで、誰もがオーダーブックの状態を知ることができます。誰もが人々のアカウントに何があるのかを知ることができ、オーダーブックのすべての注文は資産によって裏付けされています。Econiaのアプリケーションさえあれば、世界中の誰でも参加することができ、好きな資産を好きな相手と取引できるのです。

Alejo:今後どうすればより多くの人に、このDeFiを使ってもらえるようになるでしょうか?

Econia:まずは、リリースすることです。今週から監査が始まります。実装のユニットテストがもう少し済んだら、devnetとtestnetで公開し、Pontemなどのインテグレーターがこの上でアプリを作り始められるようにする予定です。

不透明で過剰なレバレッジなどの活動を行わず、合理的な代替手段を提示していくのが私たちの仕事です。私たちは、コミュニティを無意味なハイプによってではなく有機的に成長させることを計画しています。

Alejo:私たちがスマートコントラクトや分散型コンピュータを構築しているのは、透明性が高く、理論的により安全な分散型インフラを構築できるためです。もちろん、スマートコントラクトのリスクはありますが、それを超えたら、ここが私たちの目指すあるべき世界が待っています。その中でも取引アプリケーションは間違いなく最初のステップであり、既存のアプリケーションの分散化バージョンがもっと出てくるかもしれません。以前はできなかったソリューションが、アプトスでは存在できるようになったということはあるのでしょうか。

Econia:ブロックチェーンがこれまでどのように発展してきたか、その進化の過程を説明するのが好きです。50年前に初めてコンピュータが動き出し、それをネットワークで繋ぎ始めたのと同じようなものです。今、私たちは、全ての情報が異なるコンピュータ間で検証可能に正しい、1つの分散型コンピュータを持っています。ビットコインは、誰が何を所有しているかを追跡するために使われましたが、その価値は「分散型」であることで、それ以上の用途はありませんでした。イーサリアムは、信頼できる金融コンピューター上のリソースに価値を見出したことで、真のパラダイムシフトをもたらしました。私たちは常に「何かの価値とは何か」という問いを持っています。その答えは、「私たちがそれに割り当てるもの」になりがちです。金はなぜ価値があるのでしょうか?半導体の製造などには有用ですが、ほとんどの場合、誰もが金にそれ以上の価値があると思っています。

誰もが利用できる分散型取引の場を作り上げたこと、これがイーサリアムの最大の成功かもしれません。政府や国民、その他の第三者によって動かされてしまうJPモルガンのような中央集権的な機関にはない、信頼と信用のおける中立性を持っているのです。

Solanaは、これを超える可能性を秘めた一つの進化でした。ブロックチェーンがこれだけの実行速度に到達したことを証明したのです。私見ですが、SolanaやAptosなどは、特性の範囲が違うので、それぞれ独自の世界になっていくと思います。現在の主なユースケースはNFTとDeFiですが、それ以上のアプリケーションもあり得ます。Econiaの前身は、SolanaのSerumというモデルです。これもオンチェーンでのオーダーブックで、オンチェーンでもできることを証明しました。ただ、技術的に非効率な点がいくつかあり、取引の分割方法などを含めて調整することができました。

Aptosでは、Block-STMによって、全てを1つの取引に圧縮することができるため、そのようなことをする必要はありません。Aptosでは、アトミックマッチングエンジンというキラー機能があります。「アトミック」という言葉はデータベース理論体系からきており、アトミックとは、トランザクションが実行されるか、全く実行されないかのどちらかであることを意味します。Econiaでは、マーケットオーダーはその取引ですぐに決済されるので、取引の収益をすぐに流動性プールのような他のものに回すことができ、より細かいコンポーザビリティが可能になります。VMコンポーザブル・プリミティブの内部では、可能性が無限に広がっています。他のものと連鎖して、小さなビルディングブロックを全て活用したプログラムを作り、さらに複雑なものを作ることができるのです。

私たちは今、オンチェーンや金融コンピュータで何ができるかの分岐点にいます。私たちの場合は、オーダーブックがその最高のアプリケーションです。物の価値を決めるのは哲学的な問題ですが、オーダーブックでは、誰かがその物にいくら払おうとしているのかが明確に分かります。人々が自分の判断と意思を一つのものに集約し、その結果が価格となるわけですから、オーダーブックは感情合成のための道具と言えるでしょう。結局のところ、私たちは人々が物の値段を知るのを助けているだけなのです。これは、世界の資源を配分する上で重要であり、私たちはこれを金融システムの将来像と捉えています。

Alejo:話を元に戻すと、ビットコイン単体の価値は、私たち全員が合意した任意の価値基準で結びついているといえます。この価格設定メカニズムをオンチェーンに持ち込めば、もはや中央集権的な仲介者を信用することなく、価値あるものを得ることができます。

私たちは今、オンチェーンに行き、他のみんなが何を評価しているのかを透明に見ることができます。私見では、これは物々交換の経済に戻るようなもので、オンチェーンで透明性があるため、ローカルな不換通貨を経由しなければならない現在の経済よりも効率的です。この価格発見のメカニズムは、流動性供給者にとってより非効率的な方法であるとも言えますが、Aptosではそれが可能になっています。

ところで、今後、全てがオンチェーンに移行するのでしょうか?全ての活動がオンチェーンに移行し、オフチェーンでの活動を心配する必要がなくなるということはあり得るのでしょうか?

Econia:それに答える前に、まずいくつかのことをお話ししたいと思います。ビットコインはオンチェーンでのトリガー資産であるという話がありました。ビットコインの場合、例えばイーサリアムとAptosをブリッジするのと同じように、ビットコインは他のものと対話しないので、やや特殊です。つまり、中央集権的な取引所に依存することになるわけです。また、イーサリアム上のビットコインは実はシングルパーティであり、そうすると、ブリッジ資産とは何なのかという疑問が湧いてきます。ラッピングされたビットコイン・オン・イーサリアムというのは、この仲介者が「欲しい」と言えば、実際に向こうでビットコインを持たせてくれるという約束なのです。ブリッジというのは、もっと広義には、こういうものだと考えています。一言で表せば「向こう側にあるものを手に入れる約束」です。

全てがオンチェーンになり、スターバックスのコーヒーがオンチェーンで買え、同時に他の誰かが同じチェーンで取引しているかというと、それはどうでしょう。当面は取引のスループットが上がると思いますが、最終的には何でもオンチェーンで販売できるようになるのが理想です。もっと近い将来のソリューションとして期待したいのは、世界中の金融機関が、中央集権ではないものの、実際の中央機関としてDeFiを信頼するようになることです。

短期的には、オンチェーンでの資産追跡がデファクトになると思います。第三者による隠された台帳を信用する必要はなく、オンチェーンで全てを見ることができるのです。これは、従来の金融に見られるような透明性の低さに対して、本当に説得力のある代替案だと思います。

Alejo:確かに、全てをオンチェーン化するためには、スループットを高める必要があります。Optimistic RollupsやZK Proofsなど、私たちがEthereumで見ているスケーリングソリューションのいくつかは、スループットのスケーリングに役立つ可能性があると思いますが、いかがでしょうか。また、Aptosは抽象化されたレイヤーでも拡張可能で、その際にもソリューションは同じ機能を維持できるとお考えですか?

Econia:スケーリングは明らかに重要です。Aptosの素晴らしいところは、ビルトインのアップグレード性です。最初にいくつかの基本的な決定をしなければなりませんが、ほとんどのことは途中で変更可能です。プルーフオブステーク・マージは、エンジニアリングの面でも素晴らしい成果でした。システム上のすべてを途中で変更し、しかもそれがうまくいったのです。しかし、TPSをそれほど向上させることはできませんでした。今後、全てをオンチェーンに移行するために必要なことは何でしょうか?

もし全てをオンチェーンに移行するとしたら、例えばFacebookがパブリックブロックチェーンを使い、そこで決済を行うと言い出したときのことを考える必要があります。何百万人もの人々がお互いにマイクロペイメントを送り合っているわけです。これは10,000TPSレベルではありません。それ以上です。ここ数年のWeb2の話題は、誰が最も多くのトラフィックを取り込み、1秒あたりのトランザクションをサポートするために必要な全てのものをロードバランスできるかということでした。もし、全てをFacebookに移行するのであれば、それはオンチェーンにできることなのかどうかわかりません。それは、さまざまなレイヤーから生まれると思います。まず、世界の金融活動で、全員が合意していることが非常に優先度が高いと捉えていることです。

Alejo:必要性がイノベーションを決定するというのは、私も同意見です。金融の用途では、中央集権的な機関から脱却する必要があります。しかし、ソーシャルキャピタルのようなものは、TwitterFacebookに任せて、パーミッションパーミッションレスのブロックチェーンを組み合わせることができるかもしれません。Twitterが「いいね!」のための信頼できるノードになり、その「いいね!」がイーサリアムや他のものと取引されることを想像してください。「いいね!」をイーサリアムと交換する場合、パブリックパーミッションレスチェーンでオンチェーンに行われますが、システムを通して内部的にスケールさせることができます。スループットはまだですが、将来的にはそうなるかもしれません。

私にとってZKは、世界で10人しか理解していない黒魔術のようなものでもあります。今後、この分野の開発が進むにつれて、もっと研究されるようになることを期待しています。ZKの研究をしている人と話したのですが、とても面白かったです。レイヤー3のハイパースケーラビリティによって、個々のアプリケーションが独自の「チェーン」を持ち、理論的には10万TPS以上まで拡張できるようになるのだそうです。したがって、各アプリケーションはそれぞれ独立したスループットを持つことができます。イーサリアムでチェックポイントして決済するときだけ、スループットを共有するのです。このレイヤー3は、スケーリングに適しているのではないかと思われます。例えば、Econiaが単独で10万TPSを得るかもしれないし、PontemやLiquidswapもそうだし、レイヤー1で決済するときの組み合わせは、トランザクションするとき、あるいはそれに応じてガス代を支払わなければならないときです。

今後、こうしたソリューションがどのように適用され、実用化されるのか、楽しみです。その最前線にいることは、とても興味深いことです。暗号技術やブロックチェーンは、インターネットが誕生した頃のようだと言うと語弊があるように感じますが、本当にそのような感じです。周りを見渡しても、多くのものが完全に動いていないし、動いていても超遅いんです。私たちのような人がいるからこそ、この空間が前進し続けられるのだと思うと、わくわくします。

さて、Econiaのロードマップについて、もう少し掘り下げていきましょう。ここにいる人たちに、これから何が起こるか教えてください。

Econia:昨晩、導入が完了しましたので、次は内部テストと監査を行う予定です。三重の冗長性を確保するために、3つの監査組織を使って監査する予定です。これは2週間ほどかかるでしょう。

その後、スマートチャートを発表し、APIのドキュメントを更新して、その上に構築されるインテグレーションをサポートし、専門機関やマーケットメーカーなど、流動性の提供に関心のある全ての人に提供する予定です。Econiaは、マルチシグコントラクトでローンチする予定です。Econiaのローンチ時には、DEXを稼働させながら、時間をかけていくつかのパラメータを調整することができるようになる予定です。

当初、EconiaはAPTをユーティリティコインとして受け入れる予定です。これは、レイヤー1において、ネットワークでDDOSを提供するためにカーネルリソースが必要なのと同じです。その後、それを引き継ぐEconiaトークンが存在することになります。長期的には、Econiaトークンの用途は、このパルスになります。どのような形で始めるかは、今まさに考えているところです。実際にコミュニティの意見を聞き、コミュニティ主導のプロジェクトにしたいと考えています。

Alejo:このプロジェクトにコミュニティがどのように関わってくるかについて、もう少し触れてみましょう。Econiaと統合し、セントラル・リミット・オーダーブックによる流動性プールの共有というユースケースが実現できますね。共有流動性プールでは価格発見が容易であるため、長期資産に最適なアプリケーションと思われます。また、パッシブな流動性供給が可能なため、マーケットメーカーとして注文を出すことを意識する必要がなく、より利用しやすくなっています。ビルダー、ユーザー、個人の貢献者は、どのようにしてEconiaの一部になれるのでしょうか?

Econia:私たちが作っている、コンセッションを進めるためのフォームにご注目ください。プロトコルをどうしたいのか、将来的にどのような意思決定をしたいのか、コインをどのようなことに使ってほしいのか。私は、このようなアウトリーチイベントを行ってきました。コミュニティがプロジェクトに参加し、Econiaが何のためにあるのか、何をするのか、そして統合するdAppsにどのように関与できるのかを知ってもらいたいです。そうすれば、そのようなdAppが統合を希望したときに、私たちは迅速にサポートできます。今後、ワクワクすることがたくさん待っています。

Alejo:AptosとSolanaではNFTが盛り上がっているようなので、ここについていくつかユースケースについてお話ししましょう。私個人としては、APTとNFTをより分散化された方法で取引する方法に興味があります。

Econia:私たちがサポートできる方法は2つほどあります。まず、Econiaがどのようにジェネリック資産をサポートしているかを説明します。
Econiaは、コインを「quote assets.」として受け付けます。これはつまり、何建てなのか、ということです。多くの場合、モノの値段は米ドル建てですが、今回はコインにします。でも、ベース資産は何でもいいんです。コインである必要はありません。引受人という、Econiaに登録して、オフトークンのような能力を持つ役割が存在します。そして、その人が好きなものを選ぶことができるのです。NFTに関しては、2つの例があります。1つは、セミ・ファンガブル・リリース・コレクション(semi-fungible release collection)です。ある銘柄のNFTリリースが1万枚あり、それらが同一であれば、1枚ずつなので、コインの取引と同じようにオーダーブックで取引することができます。しかし、1枚だけでいいなら、それを分数化して、汎用資産としてエコニアで取引することも可能です。これは、私たちが見ている最も優れたユースケースの一つです。オーダーブックは伝統的にカンジブルなもののために設計されているので、この場合は、他のものと同じNFTの希少なコレクション、あるいは同じNFTの株式ということになりますね。こうしたソリューションもEconiaが提供していく予定ですので、どうかご期待ください。

ライブストリームに参加してくれたEconiaに感謝します。彼らのプロジェクトの最新情報は各ソーシャルメディアでチェックできます。

ご覧いただきありがとうございました!


Pontem Networkについて

Pontem Networkは、Aptosの基盤となるdAppsの最初のスイートを構築しているプロダクトスタジオです。Aptosのための最初のウォレットであるPontem WalletをChromeウェブストアからダウンロードしてください。

Pontem Walletは、同じくPontem Networkが開発したAptosの最初のDEX(AMM)であるLiquidswapと統合されています。このDEXは、通常の非相関プールと相関資産のための安定したプールの両方を備えています。

Pontemの他の製品には、ブラウザコードエディタMove Playground、開発者向けMove IntelliJ IDE pluginプラグイン、Solidity to MoveトランスレータByteBabel(Aptos向けEthereum Virtual Machineの最初の実装)があります。

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Axelar networkをRangoのクロスチェーンDEXアグリゲーターに統合🦎


Axelar networkをRangoのクロスチェーンDEXアグリゲーターに統合🦎

Rango Exchange

Rangoアカウントの作成や各種リンクはこちら!🦎

Axelar

Axelarのネットワークは、スケーラブルなクロスチェーン通信プラットフォームです。各dAppユーザーはこのネットワークによって、1クリックで、あらゆるチェーン上の資産やアプリケーションと対話することが可能になります。Axelarは、dAppsクリエーターとブロックチェーンエコシステム、アプリケーション、ユーザーを接続し、クロスチェーン通信を簡易化する分散型ネットワークを提供します。Axelarには、クロスチェーン通信の障壁を取り除くために設計された一連のプロトコル、ツール、APIが含まれています。

Axelarネットワークとは?

Axelarは、Web3のセキュアなクロスチェーン通信を実現します。 このネットワークは、ブロックチェーン同士をつなぎ、Web3の普遍的な相互運用性を実現するブロックチェーンとして機能します。Axelarは、バリデータ、セキュアなゲートウェイコントラクト、統一された翻訳、ルーティングアーキテクチャ、ソフトウェア開発キット(SDK)とアプリケーションプログラミングインターフェース(API)のスイートの分散型ネットワークであり、ブロックチェーン間のコンポーザビリティを提供します。

Axelarは、以下の目的でローンチしています:

  • 他のチェーンとの容易な接続と通信
  • dApps開発者のためのチェーン間コンポーザビリティの可能性
  • 複数のエコシステムにまたがるアプリケーションとのシームレスな相互作用

Axelarの機能は?

Axelarのネットワークは、2つの機能レイヤーにまたがる3つの主要なコンポーネントを持っています:

  • 分散型ネットワーク- 1つ目は、ネットワークの分散化で、バリデータのセットがネットワークの維持とトランザクションの実行に責任を負います。これらのバリデーターは、外部チェーンに配置されたゲートウェイスマートコントラクトの読み取りと書き込みを行い、これらのチェーン上のイベントに対して投票と認証を行います。
  • ゲートウェイのスマートコントラクト- 2つ目はゲートウェイで、Axelarネットワークと相互接続されたレイヤー1ブロックチェーン間の接続を提供するスマートコントラクトです。バリデーターはゲートウェイを監視し、入ってくるトランザクションを読み取り、取引の有効性についてコンセンサスを得ます。合意されると、バリデーターは接続先のチェーンのゲートウェイに書き込み、クロスチェーン取引を実行します。
  • 開発者ツール- バリデータとゲートウェイ上に位置するのがAPISDKです。これらは、開発者がAxelarネットワークにアクセスするためのライブラリやツールです。これはアプリケーション開発レイヤーであり、開発者はこれを用いて、2つのチェーン間でシングルホップで合成し、ブロックチェーンとアプリケーションに普遍的な相互運用性を追加することができます。

Axelarのクロスチェーンプロトコル

Axelarは、ブロックチェーンのエコシステムをブリッジし、アプリケーションの摩擦のない通信を可能にすることを目的としています。この目標達成のに、Axelarは以下のプロトコルを使用します:

  • Cross-Chain Gateway Protocol (CGP)- CGPは、異なるコンセンサスプロトコルや最終ルール、異種技術スタック、スマートコントラクトのないブロックチェーンに基づいて実行される可能性のある自律的なブロックチェーン間のクロスチェーンルーティングと配信を担います。
  • Cross-Chain Transfer Protocol(CTP)- CTPはアプリケーションレベルのプロトコルであり、アプリケーションがクロスチェーン機能を活用することを可能にします。これらのアプリケーションは通常、フロントエンドのGUI、1つのチェーン上のスマートコントラクト、フロントエンドとスマートコントラクト間のトランザクションをポストする仲介ノードの3つの主要コンポーネントで構成されます。

フロントエンドはユーザーのウォレットと対話し、入金の受け付けや引き出しの処理などを行います。アプリケーションは、HTTP/HTTPSのGET/POSTメソッドに類似したCTPクエリーを呼び出すことで、クロスチェーン機能を利用できます。その後、CGPレイヤーがこれらのクエリを実行し、結果をユーザーに返します。

Rango Exchange x Axelar

Rango Exchangeは、Axelar networkをRangoのクロスチェーンDEXアグリゲーターに統合することに成功しました。

Rangoユーザーはこの統合によって、あるチェーンから別のチェーンのトークンへのクロスチェーンスワップ、特にCosmosベースのブロックチェーンとEVMチェーン間のスワップができるようになります。Rangoユーザーと開発者は、マルチブロックチェーンの恩恵をこの単一のプラットフォームで全て享受することができます。

今後のRangoの躍進にご期待ください🦎


Rango Exchangeについて

Rangoは、EVMベース、Cosmosベース、Solana、UTXOなどの異なるブロックチェーンをサポートし、将来的にはNear、ADA、Evmosなど全ての主要チェーンを統合する予定を持つ、クロスチェーンDEXアグリゲータです。最も使いやすく、どのような資産も簡単に交換できるようにすることをミッションとしています。さらに、最も速く、最も安く、最も安全なルートを提供するというユーザーフレンドリーな機能性を持っています。

Rangoは、DeFi分野の全てのDEXとブリッジ、DEXアグリゲーターを統合して、全ての流動性を集約することでメガ流動性を生み出すことを目的に取り組んでおり、最終的には究極のユーザーエクスペリエンスを提供していく予定です。

Rangoアカウントの作成や各種リンクはこちら!🦎

レバレッジドボールトのベータ版が稼動開始


レバレッジドボールトのベータ版が稼動開始

Teddy Woodward

レバレッジドボールトのパブリックベータ版が稼動を開始しました:

レバレッジドボールトは、NotionalとDeFiレンディングの全てにとって大きな前進となるものです。レバレッジドボールトは資本効率を高め、ホワイトリストされたDeFiイールド戦略への高レバレッジエクスポージャーでユーザーのリターンを加速させることができます。レバレッジドボールトの詳細については、前回の投稿をご覧ください。

ローンチの詳細

Notionalは、プライベートベータ版として、Balancer / Aura boosted stablecoin LP vaultというレバレッジ付きの保管庫(レバレッジドボールト)を提供します。現在の金利では、この製品はユーザーが取るレバレッジ量に応じて、35%APYもの利回りを実現します。

この仕組みは固定レートでNotionalからETHを借り、Balancer上のwstETH/ETHプールに流動性を提供し、Aura上にLPトークンをステークし、定期的にBALとAURAトークンのインセンティブを収穫して再投資するというものです。

初期容量は2,500ETHに制限され、利用が促進されるにつれて容量を増やしていく予定です。

クローズドベータ結果

今回のパブリックベータローンチは、3週間のクローズドベータ期間後に行われました。この期間、Notionalチームはメインネット上で必要なテストを行うとともに、ユーザーからのフィードバックに応じてUIを大幅に改善しました。レバレッジドボールトのUIはまだ改善の余地があり、初期ユーザーはいくつかのバンプを想定する必要がありますが、アクティブDeFiユーザーはそれほど多くの問題を抱えることはないでしょう。

チームはDiscordでいつでもユーザーの質問に答えることができます。

また、クローズドベータ期間の結果は、レバレッジドボールトが本格的に稼動し、キャパシティが開放されたときに何を期待すべきかを示しています。

以下は、クローズド・ベータ期間中の利用統計です:

ユーザー数: 4
ETH 預け入れ:110 ETH
ETH 借り入れ:693 ETH
ETH 3M 変動金利2.4% -> 3.3%
ETH 6M 変動金利2.9% -> 5.4%

これらの統計は、いくつかのことを実証しています。まず、レバレッジドボールトはインパクトのある商品です。693ETHの借入需要を生み出すのに必要となったのは、たった4人のユーザーによる110ETHの預け入れだけでした。また、レバレッジドボールトが貸し手にとって高金利をもたらすことを意味しています。レバレッジドボールトの借入需要は金利を押し上げ、貸し手は高く魅力的な金利獲得の機会を得ることができるのです。

この結果は、レバレッジドボールトが今後のNotionalの成長とユーザー活動の重要な原動力になるという私たちの予想を裏付けるものとなります。

レバレッジド・ボールトの将来

Balancer / Aura boosted stablecoin LP vaultや現在開発中のものを含め、Notional には今後、さらに多くのレバレッジド・ボールトが登場する予定です。私たちは、提供するサービスを拡大することで、ユーザーに資本効率を最大化する機会を提供します。

DeFiレンディングに資本効率をもたらし、金融システムを変革するためのNotional Financeの旅にご参加いただき、ありがとうございます。

DeFiレンディングの権化、Notionalの今後の進捗にご期待ください🤝


Notional Financeについて📈

Notionalは、固定金利・固定期間での借り入れと貸し付けを行うための、イーサリアムベースの初の分散型プロトコルです。変動金利の融資では、貸し手と借り手が必要とする確実性を提供できないため、既存のDeFiは暗号融資市場の小さなセグメントにしかサービスを提供できません。Notionalは、個人投資家、事業主、機関投資家をはじめとするコミュニティに権限を与える、貸し手と借り手のための真の市場を作ることによって、この問題を解決していきます。

2021年5月にCoinbase Venturesを含むトップVC企業から1000万ドルのシリーズAを調達した後、NOTIONのプロトコルは新機能のホストに加え、NOTEガバナンストークンを伴ってリニューアルされました。Notionalは現在、TVLで$500Mを超えるDeFiレンディングプロトコルのトップ10にランクインしています。

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