blockchainjapan’s blog

旬のブロックチェーンを記事を厳選して提供!

Aptosコミュニティアップデート:2022年の振り返りと今後


Aptosコミュニティアップデート:2022年の振り返りと今後

Aptos

Aptosの各コンテンツや、学習材料へはこちらからアクセスできます!

2022年は、Web3全体が成長と変化を体験した年となり、Aptosにとってはコミュニティを強化し、ルーツを深める年となりました。

ご存知の通り、Aptosがメインネットに移行した年であり、より良いユーザー体験とスケールラビリティ、スピードと安全性の提供をスタートさせました。具体的には4つのテストネットの立ち上げ、メインネットのリリースまでの全てを1年以内に完了させています。

2023年のAptosは、ソーシャル、ゲーム、NFT、DeFiなどのWeb3ユースケースを推進し、人々の注目を惹きつけていくことになるでしょう。

では、2022年のマイルストーンを振り返ってみましょう:

メインネットへの道

Aptosのビジョンは明確です:Web3を実社会のニーズに対してより有意義に使えるものにすることです。この「有意義に使えるもの」とは、利便性や安全性、つまり「使いやすさ」を意味します。これを実現するために、開発者やユーザーに対して、最も安全で信頼性の高い体験を提供しています。2023年も、変わることなくネットワークを進化させ続けていきます。

私たちの技術のDNAの根底にあるAptosの基盤機能は、このような「Web3のパラダイムシフト」を導くために設計されています。 次世代のWeb3を導くための唯一の方法は、ユーザー体験を優先し、新たな基準を持つアプリの作成を可能にするための基盤を提供することにあるのです。

4年以上のハードワーク、開発者からの数え切れないほどの貢献、世界中の何百もの多様なコミュニティプロジェクトの関与の結果として、Aptosのメインネットが2022年10月に正式にローンチすることができました。

ローンチ時点では、22カ国、39都市、102のバリデータノードが存在しています。74のノードオペレータが協力し、最高額のノードに対しても2.65%のステーク量であり、その他のノードにおおむね均等に配分されています。

ローンチ後の数日間で、ネットワークは想定通りの素晴らしいパフォーマンスを示しました:

2022年末には、分散型ネットワーク上で29,000を超えるフルノードが稼働しています。


AptosはMoveコンセンサスプロトコルのバージョン4を使用しており、現在最も低レイテンシーで最適なBFTプロトコルを利用することができます。このプロトコルは、堅牢なオンチェーン・レピュテーションシステムと、規模に応じたスピードを実現するための重要な要素である並列実行のための仕組みを特徴としています。

テストネットプログラムである「Aptos Incentivized Testnet (AIT)」は、各テーマを持った3つのラウンドで構成されました:

  • IT1:分散型スタートアップ
  • IT2:ステーキング
  • IT3:ガバナンスとアップグレード

Aptosは、コミュニティへの感謝を表すためにコミュニティ限定の記念Testnet NFT、Aptos:Zeroコレクションをミントを実行し、このTestnet NFTの受領者は、Launch Community Airdropを通じて$APTを受け取る最初のコミュニティメンバーとなりました。


エコシステムとコミュニティ

Aptosの真の力は、技術力だけではなく、エコシステムのサポートとコミュニティの成長に対する比類なき献身にあります。

コミュニティ
Aptosコミュニティはプロジェクトの発展に欠かせないロックスターの1つであり、2022年に寄せられた貢献は、エコシステムの成長に向けた基礎を築くものとなりました。

Aptosコミュニティの参加統計は以下のとおりです:

  • GitHub — 4.7k+
  • GitHub — 2.7k+
  • Twitter — 340k+
  • Discord — 155k+
  • 世界中の35以上の言語に対応

2022年5月に開催された初のハッカソンでは、36時間という短い制限の中で多くの驚異的なプロジェクト(AMM、ゲーム、NFTインフラ、DeFi、ウォレットなど)が構築され、Web2とWeb3の両ハッカーが、Move on AptosがいかにWeb3でのコーディングを(経験ゼロでも)超簡単かつ効率的に行えるかを実証する機会となりました。

コミュニティがもたらす多くの才能を目の当たりにすることで、より大きな夢と革新的なアイディアが待ち受けていることを実感します。私たちが待ち望む「次の大きなアイデア」つまりキラーアプリユースケースは今後のハッカソンで生まれてくるでしょう。そして、その夢の実現に向けて、ソウルから始まる「 Aptos World Tour」の開催も発表しました!

Aptos初となるこのグローバルハッカソンシリーズは、昨年の勢いをそのままに、Aptosコミュニティ全体のつながりを深めるものとなるでしょう。

エコシステム
Aptosコミュニティは、ただ成功を夢を見るだけでなく、構築しています。メインネットのローンチ直後に50以上のプロジェクトがAptosエコシステムで立ち上げられ、現在200以上のプロジェクトがAptos上で構築され、Aptos Foundation Grant Programには現在までに500以上の申請がされています。

Aptosの年末時点の統計は以下のとおりです:

Aptosのネイティブウォレットは累積120万件以上のダウンロードを記録するとともに、NFTマーケットプレイスTopazでの取引量は114万75APT、参加者は56万7000人、ピーク時には1日あたり10万人を記録しました。

NFTに関しては、5735人のクリエイターによって9100以上のコレクションがAptosでローンチされています。AptomingosやAptos Monkeysといったプロジェクトは、コミュニティから大きな反響を呼び、最初のミントで即時に完売してしまいました。

NFTやDeFi、ウォレットに至るまで、エコシステム内プロジェクト既に5000万ドル以上の資金調達を成功させています。各プロジェクトへの投資は、Aptosに集まった開発者コミュニティの強さと独創性を示しています。

また、ネットワークは2022年12月に$54M超の最高TVLを記録しました。 メインネットのローンチからわずか10週間でのこの記録は、Aptosエコシステム全体が誇るべき素晴らしいマイルストーンの達成になります!

ネットワークの統合
2022年、私たちはネットワークを前進させるために、業界の素晴らしいWeb2およびWeb3プロジェクトのリーダーたちと数多くのパートナーシップを結びました。

インフラについては、Google Cloudがメインネットの初日からAptosネットワーク上でバリデータノードを稼働させており、より強力で安全、高速なエコシステムの確保に貢献しています。また、Aptosとの間で、消費者向けのアプリケーションを構築しようとするWeb3起業家を支援するコミュニティ・エコシステム・ファンドを立ち上げています。

ゲーム分野では、韓国のゲーム企業であるNPIXELがAptosと提携し、彼らのWeb3部門であるMETAPIXELの没入型ゲームユニバースの構築を開始しました。NPIXELは「Aptosの画期的な性能と信頼性は、METAPIXELがWeb3ゲームエコシステムを構築するための完璧なネットワークを提供する」と語っています。Aptosは、数百万人のユーザーに向けて、最も速く、シームレスなゲーム体験をサポートしていきます。

支払いに関しては、MoonpayがPetra Walletを統合し、フィアットからAPTへのオンランプを実現しています。これは、ユーザーへの摩擦のないWeb3オンボーディングを提供し、メインストリームユーザーを導入するための大きな布石となるものです。

クリエイターにとっては、LivepeerのAptosへの統合は、分散型ストリーミングサービスを通じて、Web3の創造性の範囲と質を増幅させるものとなるでしょう。Aptosはクリエイターエコノミーの構築も重視しています。

このような業界を超えたパートナーシップは、Aptosを定義し、2023年のさらなる成功に向けた強力な相乗効果を生み出していくことでしょう。

次に来るものは?

Aptosエコシステムの皆さん、今年も期待して大きな動きに備えてください。近々「2023年の展望」を公開しますのでお楽しみに👀

それまでは、各コンテンツに参加して、2023年に待ち受けるイベントの最新情報の入手に向けて準備してください!

ているのか、詳細を共有するのが待ち遠しいです。


Aptosは、Move言語で構築されている安全でスケーラブルなレイヤー1ブロックチェーンです。

Aptosの各コンテンツや、学習材料へはこちらからアクセスできます!

今後もウェビナーや新しいコンテンツを、技術者および非技術者向けに日本語で提供していきます。Aptos Japanの活動にご協力ください🤝