2023年:Connextがもたらすネクストウェーブ
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2022年は、Connextの歴史の中でも最も緊張感のある年となりました。同時に、2023年に何が起こるか、より一層楽しみです。
暗号市場全体では、Luna、3AC、FTXなどの破綻で業界に衝撃が走り、混沌とした局面がありました。
それでも私たちのビジョンである「プロトコルとユーザーのための安全な相互運用性」に到達するために、ノンストップで構築を続けてきました。これは私たちにとって初めての弱気相場ではなく、今年起こった全てのことが私たちのプロトコルをより強固にし、私たちは、従来のインフラの欲や間違い、非効率性に対抗できる、分散型で信頼最小のインフラが必要であると確信を深める機会となりました。
研究開発の年
2022年は、Connextチームにとって「ひたすら構築に没頭した」期間として記憶されるでしょう。
まずモジュール化(流動性とメッセージングレイヤーの分離)、次にOptimistic型かつ高速な流動性アーキテクチャ、最終的にはAMBに接続するハブ&スポークモデルへと発展していきました。
単一レイヤーの中で革新的なデザインを模索し続ける中で(実現不可能なものも含めて)、全てのレイヤーを包み込むモジュール式のアプローチによって、Connextはこの分野で最も信頼性を高めた相互運用性プロトコルであるだけでなく、最も柔軟で将来性あるソリューションとなることができました。
私たちの研究結果は、最終的にAmarokネットワークアップグレードとなったアーキテクチャに反映させることができました。テストネットがローンチして数ヶ月が経ち、メインネットのデプロイも完了し、Amarokの一般公開まであと数週間というところまで来ています。
ハッカソンの一年
昨年は5つの大きなハッカソンに参加・協賛し、その他にも多数のイベントを開催しました:
- ETHDenver — 2月
- ETHAmsterdam — 4月
- ETHNY — 7月
- EthOnline — 9月
- ETHIndia — 12月
これらの活動は、開発者からのフィードバックを集め、使いやすく、かつパワフルで柔軟性のあるプラットフォームを構築していることを確認するために非常に重要なものとなりました。
こうした検証を重ねた結果として、プロトコルは次の数カ月で迅速に拡張することが可能になったのです。
コミュニティ強化の1年
また、Connextコミュニティが強力かつ大きく成長したことにも感謝を忘れてはいけません。
4月に発表したコントリビュータープログラムによって、熟練した、賢い、情熱的な人々がConnextエコシステムの一部となって、成功への道を支えてくれています(こちらで仲間入りできます!)。
現在、開発者、クリエイター、インフラの専門家が世界中からConnextのミッションをサポートしてくれています。コミュニティリーダーやモデレータの皆さんもありがとうございました。
未来のConnext DAOに向けた準備は万端です。
広範なスペースで、ビルダー、イノベーターがオンラインとオフラインでグループ化し、Arbitrum、The Graph、Yearn、Optimism、その他多くの優れたプロジェクトとWhatsNextシリーズで会話をしてきました:
- WhatsNext for Liquidity
- WhatsNext for Composability
- WhatsNext for DAOs
- WhatsNext for Secure Infrastructure
2023年:ネクストウェーブの年に
2022年がL2の年で、多くのロールアップが使用率やTVLで人気を集めたとすれば、2023年はそれらを相互接続する一年になるでしょう。
2023年は、AmarokのアップグレードによってConnextが通信レイヤーとして好まれるようになり、完全に分散化されたエコシステムに成長する年となります。私たちは、プロトコルに貢献する新しい独立したチームの参加を開始し、既に発表された注目すべき統合(Metamask, Keep3r, Fuji Finance, Gnosis Guild …)に加えて、多くの新しいパートナーシップがすでに進行中で、そのすべてをお伝えするのが待ち遠しいです。
私たちの前途はまだまだ長いですが、5年前に始まったパズルの全てのピースがついに揃う時が来たのだと確信しています。