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マージ後のPOSチェーンへのNotionalの対応


マージ後のPOSチェーンへのNotionalの対応

Kyle Long

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マージがやってくる。そしてフォークも発生するかもしれません。Notionalのコアチームからのメッセージです。

多かれ少なかれ、web3に関与するなら誰でもご存知のように、Ethereumのアップグレード「マージ」は、チェーンをプルーフ・オブ・ワーク(POW)からプルーフ・オブ・ステーク(POS)に移行する作業として、数年前から行われており、いよいよローンチ日が近づいていると考えられています。

Notionalのコアチームは、移行後にフォークが発生した場合には、そのフォークチェーンをサポートしない方向で考えています。つまり、コアPOS Ethereumチェーンのみをサポートし、全ての開発と更新はこのメインネットで継続されていきます。

DeFiエコシステムの大部分も同様の取り組みをするものと固く信じており、既に主要なインフラプロバイダーからその発表がなされています。例えば、NotionalはChainLinkのオラクルを使用して、オンチェーン流動性プールと清算フレームワークを維持するために必要な最も正確なデータフィードを提供しています。

ChainLinkは最近以下のように発表しました:

「ChainLinkプロトコルとそのサービスは、PoSコンセンサスへのマージ中およびその後もイーサリアムブロックチェーン上で運用を継続します。ユーザーは、PoWフォークを含むイーサリアムのフォークバージョンは、ChainLinkプロトコルでサポートされないことを認識する必要があります。これは、イーサリアム財団とコミュニティの両方が、社会的合意を通じて達成した、イーサリアムブロックチェーンをPoSコンセンサスにアップグレードするという決定に沿うものです。」

Notionalは、マージによって中断することなくサービス提供を継続し、ユーザーによる必要なアクションはありません。マージ後のイーサリアムで何が起こるかはわかりませんが、長期的な成功をもたらすために必要な戦略にのっとって取り組みを継続していきます。

Notionalのサービスにおいて、担保不足の口座の資産を売却する清算人の健全なネットワークは、プロトコルに必要不可欠な要素です。フォークしたチェーン上でオラクルのサポートや安定コインの流動性・サポートがなければ、フォーク先のプロトコルは設計通りに機能せず、危険にさらされることになるでしょう。

Notionalは、今回のマージを始め、パラメータの設定などプロジェクトに関するコミュニティからのフォーラムへの投稿、コメントまたは提案を歓迎しています。NOTEトークンの保有者は、Commonwealthフォーラムを通じてNotional Improvement Proposal (NIP)を作成し、スナップショットによる投票をすることが可能です。

今後のNotionalの進捗にご期待ください🤝


Notional Financeについて📈

Notionalは、固定金利・固定期間での借り入れと貸し付けを行うための、イーサリアムベースの初の分散型プロトコルです。変動金利の融資では、貸し手と借り手が必要とする確実性を提供できないため、既存のDeFiは暗号融資市場の小さなセグメントにしかサービスを提供できません。Notionalは、個人投資家、事業主、機関投資家をはじめとするコミュニティに権限を与える、貸し手と借り手のための真の市場を作ることによって、この問題を解決していきます。

2021年5月にCoinbase Venturesを含むトップVC企業から1000万ドルのシリーズAを調達した後、NOTIONのプロトコルは新機能のホストに加え、NOTEガバナンストークンを伴ってリニューアルされました。Notionalは現在、TVLで$500Mを超えるDeFiレンディングプロトコルのトップ10にランクインしています。

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