Wrapped fCashの紹介
この度、Notional fCashが、ERC20とERC4626の両方のトークンとして利用可能になりました。これは、固定金利商品をDeFi全体で展開していくための大きな一歩となるものであり、固定金利の融資ソリューションとしてのDeFiにおけるNotionalの地位をさらに確立するものとなります。
具体的には、ネイティブERC1155トークン標準とSet Tokenインフラ間のギャップを埋め、製品の共同リリースを促進するために、Index Coopと共同で「wrap fCash」を構築しました。この製品のコードは先月、Code Arenaの監査コンテストプロセスを完了しています。
Wrapped fCashは、以下のような潜在的なユースケースをもたらします:
- Set Tokenインフラストラクチャとの統合によって、固定金利製品スイートを構築可能に
- ERC4626によって、DAOやイールドアグリゲーターが高利回りの債券に容易にアクセス可能に
- Uniswap v3またはBalancerによるfCash取引
- Aave、Compound、Makerなどのレンディングプロトコルの担保資産としてのfCashの採用
- AztecやzkSyncなどのzkロールアッププロジェクトとの統合
- その他多数…
加えて以下のことを実現しています:
さらなる詳細は、以下のリソースをご覧ください:
- テクニカル・ウォークスルー: https://www.youtube.com/watch?v=RvCYFR2Yjls
- ディベロッパー・ドキュメント
- Githubレポジトリ: https://github.com/notional-finance/wrapped-fcash
- 監査: https://code4rena.com/reports/2022-06-notional-coop/
今後のNotionalの進捗にご期待ください🤝
Notional Financeについて📈
Notionalは、固定金利・固定期間での借り入れと貸し付けを行うための、イーサリアムベースの初の分散型プロトコルです。変動金利の融資では、貸し手と借り手が必要とする確実性を提供できないため、既存のDeFiは暗号融資市場の小さなセグメントにしかサービスを提供できません。Notionalは、個人投資家、事業主、機関投資家をはじめとするコミュニティに権限を与える、貸し手と借り手のための真の市場を作ることによって、この問題を解決していきます。
2021年5月にCoinbase Venturesを含むトップVC企業から1000万ドルのシリーズAを調達した後、NOTIONのプロトコルは新機能のホストに加え、NOTEガバナンストークンを伴ってリニューアルされました。Notionalは現在、TVLで$500Mを超えるDeFiレンディングプロトコルのトップ10にランクインしています。
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