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Aptos 報酬付きテストネット ロードマップ


Aptos 報酬付きテストネット ロードマップ

Aptosメインネットリリースに向けて、報酬付きテストネットを実施します。この期間、Aptosコミュニティが安全で信頼性の高い分散型ネットワークを構築するために協力することを期待しています。

ここでは、テストネットにおける各段階の成果物と目標の両方について説明していきます。正確な目標や報酬についての情報は、報酬付きテストネットの登録が開始された時点で公開されます。この記事では、メインネットリリースまでに実施すべき作業を記載していますが、途中で見つかった新たな課題によっては、タイムラインに柔軟性を持たせる予定です。

Aptos報酬付きテストネットの主な目標は、AptosコミュニティがプロダクショングレードのAptosメインネットを立ち上げる準備が整っていることを確認することです。

ノードオペレータ・開発者・監査人・そしてエコシステム構築者の全員が参加することができ、目標に向けた貢献に対して報酬を得ることができます。
私たちのコミュニティは、コア開発者テストの結果を検証し、メインネット運用の準備をするために、多くの課題を実施していくことになります。このエキサイティングなテスト期間において、Aptosコミュニティ全体からありとあらゆるフィードバックを求め、歓迎し、これらの計画に耳を傾け、反復し、改善するためにコミュニティセッションを頻繁に開催する予定です。


概要

IT1 (Incentivized Testnet 1) : 分散型スタートアップ

  • 参加登録開始日 : 5月13日
  • 開始日 : 5月16日
  • 終了日 : 5月27日
  • 目指す成果物
    1. IT1開始前に登録、確認用サイトを公開予定
    2. バリデータノード数 : 100ノード(順次拡大予定)
    3. GitHubを利用した分散型ネットワーク立ち上げツール
    4. 本番用Validatorを運用するためのドキュメント
  • 目標
    1. GitHub / Genesis ツールを用いた分散型ネットワークの起動
    2. テストネット完了までAptosネットワークがオンラインであること

IT2 : ステーキング

  • 開始予定日 : 6月
  • 目指す成果物
    1. テストコインを用いたステーキングとステーキングリワードのサポート
    2. 分散型faucetのサポート
    3. ガススケジュールの更新
     例 : 取引コストを予測可能にするために、取引内の各操作にかかるコストを改善し文書化
  • 目標
    1. ステーキング、リワード、デリゲーションが期待通りに機能することを検証する
    2. テストコインの配布、バリデータへのデリゲーション、エコシステムの取り組みを支援するため、バリデータに対してfaucetからトークンを提供する動機付けを行う

IT3 : ガバナンスとアップグレード

  • 開始予定時期 : 7月
  • 目指す成果物
    1. オンチェーン投票とガバナンス
    2. バックアップ・リストアによる軽量な負荷での状態同期
  • 目標
    1. オンチェーンガバナンスによる分散型ネットワークアップグレードの実行
    2. バックアップとリストアによる新しいバリデータのネットワークへの参加支援

IT4 : バリデータの動的な接続

  • 開始予定時期 : 8月
  • 主な成果物
    1. 可能な限り多くのバリデータをサポートする
    2. バリデータのDDoS対策
  • 目標
    1. メインネットに移行する前の最後の試験
    2. バリデータのDDoSの検証

コミュニティへの貢献

メインネットの立ち上げに向けて勢いをつけるため、コミュニティの教育・開発・成長に関する技術的および非技術的な貢献も募集する予定です。私たちの勇敢なAptonautsのコミュニティは、Aptoverseを探索するためのミッションを設定します。
誰でも参加できる機会を持ち、質の高い貢献により報酬を得ることができるように考えており、いくつかの報酬付きプロジェクトについてオープンチャネルにて議論しています。

  1. Aptoversity (教育)
  2. バウンティ+ハッカソン(開発)
  3. クリエイティブ・チャレンジ(成長)

このAptosコミュニティプログラムへの参加方法については、近日中に詳細をお知らせします。また、新しい Aptos コミュニティフォーラムにもご注目ください。


FAQ

どのような行動に報酬が支払われますか?

  • 各成果物や目標に対して、Aptosコミュニティの支援を受けながら、Aptos Labが適切な成功基準とインセンティブを決定します。場合によっては、いくつかの項目の成功基準を改善し、報酬を設定し直して繰り返す必要が出てくるケースも想定しています。
    いずれにせよ、すべてのテスト項目において開始する前に、成功基準と報酬の両方を明確に決定し、コミュニティの皆様にお伝えします。

登録手続きはどのようになりますか?

  • 報酬付きテストネットに参加するための要件と登録プロセスについては検討中です。Genesisツールに依存するため、プロセスに参加するためには、認証されたGitHubアカウントを提供できることが最低限必要になります。

今後のアップデートはいつ行われますか?

  • 報酬付きテストネットの開始が近づくにつれ、より詳細な情報をお伝えしていきます。これらの曖昧な部分の多くについては、以下に概説するロードマップに記載します。

トークノミクスとホワイトペーパーはいつ発表されますか?

  • トークノミクスのさまざまなアプローチを積極的に検討しており、報酬付きテストネットの実施中に何らかの形で発表できるように考えています。同様に、ホワイトペーパーはメインネットによって準備が整う予定で、近日中に公開する予定です。

バリデータの参加規模について、もう少し詳しく教えてください

  • IT1では、まず100名でスタートします。
    この人数は、Aptosネットワークを実際に動かすことが初めてのため、慎重に人数を絞って設定しています。
    Aptosでは、もっと大規模なネットワークの評価も行っています。
    コミュニティがAptosノードのデプロイと管理について理解するにつれ、IT2・IT3で順次参加者数を増やしていく予定です。
    また、IT4においては、可能な限り多くのバリデーターが参加できるようにする予定です。

技術ロードマップ

報酬付きテストネットが終了するまでの間、私たちは多くの技術的貢献によってAptosブロックチェーンをアップグレードする予定です。これらの多くは以下にリストアップされており、そのほとんどは私たちのGitHubリポジトリで確認することができます。

ブロックチェーンコアスタック

ネットワーキング

  • ルノードのオンチェーンディスカバリー
    アドバタイズ設定が必要なくなります
  • ネットワークトポロジーの改善
    (例:アップストリーム、ダウンストリーム、ピアの差別化)
  • バリデータのDDoS緩和と評価
    下流のフルノードからの攻撃とバリデータの両方が対象
  • インラインヘルスチェックにより、ネットワーキングスタック上の不要な競合を削減

コンセンサス

  • 動的なバリデータセット、サブコミティ
  • レガシーコンセンサスコードの削除
  • コピーオーバーヘッドを最小化するためのリファレンスモデルによる深い安全ルールの統合
  • 環境変数や設定パラメータでキーを取得
  • コンセンサスDB(rocksdb)内の安全なデータストレージ

ストレージ

  • きめ細かいストレージ 
    現在のモデルでは、1つのアカウントの最大ストレージ容量が制限されるBLOBストアを活用しています。ネイティブテーブル拡張を含む。
  • CRSN (Conflict resistant sequence numbers)
    シーケンシャルフィールドではなく、適格なシーケンス番号のウィンドウを使用する
  • ストレージの経済性、反状態の爆発。ガスと状態の立ち退き
  • 性能ベンチマークと改善、トランザクション単位ではなくブロック単位での状態認証構造維持など

状態の同期

  • トランザクションではなく、最新の状態と状態出力デルタを用いた同期化
  • AWS S3バケットなど、エンドポイント向けのバックアップ・リストアアダプタ
  • コンセンサスとステートシンクの間のインテリジェンス、パフォーマンスの認識、コンセンサスにおける役割(バリデーターセットかフォロワーか)

Mempool

実行

仮想マシン(VM)/フレームワーク

  • モジュールの変異可能性に関するより厳格な実施、例えば、今のところバージョンを凍結し、ガバナンスがそれを可能にする能力をオープンにしておくこと
  • 非中核フレームワークモジュールからのエラータイプまたはリッチなエラー
  • 実際の使用量に対応したガススケジュールの近代化 
    将来的な設定可能性がほとんどないレガシーなガススケジュールでまだ稼働しています
  • 並列化可能なシーケンス番号のサポートにより、1つのアカウントに対して「順序不同」のトランザクション実行が可能(耐衝突シーケンス番号としても知られる)

運用ツール

  • バリデータ、フルノードの作成と登録
  • キーとアドレスのローテーション
  • 状態同期と連携したバックアップとリストア
  • ディープヘルスチェッカー
  • 管理ノード情報の取得と印刷
  • ノードのオンチェーン情報の取得と印刷
  • ルノード/バリデータのデプロイを検証
    (例:スタンドアロンテストネットの実行)

スマートコントラクトとフレームワーク

  • PoS、デリゲーション、リワード
  • ルートアカウントに代わるガバナンス/DAOアップグレードフレームワーク
  • DeFiまたは取引所アプリ(コミュニティのサポートが必要です)

パフォーマンスチューニング

  • Perfを使用して無駄を評価し、バリデータとフルノードに価値ある変更を適用する
  • 競合を減らすためにTokio (ランタイム) のエグゼキュータを統一する

エコシステム

  • トランザクションの種類のカウントや検索など、よりリッチなデータビューを提供するインデクサー
  • テストネットの登録と監視のためのインセンティブ付きウェブサイト
  • ウォレットプロトタイプ/リファレンス実装 : ウェブ拡張機能とアプリ
    1. コインの送金
    2. NFT / トークンの公開、閲覧、譲渡
    3. WalletConnect (2.0)のサポート
  • 視認性
    1. ノードとツールの使用状況に関するエコシステムからのメトリクスの収集
    2. バリデータおよびフルノーダッシュボード/スコアボード
  • Aptosローカルテストネット/開発者ネットをサポートするVS Codeプラグイン
  • Aptos-core、Aptos’ Move、およびAptos’ Frameworkのためのドキュメント
  • Aptos + Move CLIとそのドキュメント
  • 様々なツールでノードのデプロイをサポート デプロイメントのドキュメント(terraform、helm、kubernetes、docker)

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最後に

Medium Aptosの日本語記事や開発者用のTips、チュートリアルを展開していく予定です。

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