blockchainjapan’s blog

旬のブロックチェーンを記事を厳選して提供!

Goldfinchマニフェスト


Goldfinchマニフェスト

Goldfinch Foundation

誰もが参加できる世界

これまで長い間断片化されてきた金融システムは、暗号分野によってリセットされ、今や金融ルネッサンスというべき状況を生み出しています。

つまり、金融システムの仕組みを一から考え直すこと時が来ているのです。その構築者は、大手銀行やシリコンバレーのベテラン勢でなく、世界中の個人であり、非正規雇用者でもあります。この事実は、暗号技術とGoldfinchの両方の価値を強調するものです。私たちは、この構築にも実際の利用にも誰もが参加できるべきであると信じており、未来のグローバル経済を考えた場合においても、アクセスや機会の平等性は非常に重要なものとなるでしょう。これが暗号分野が生む約束であり、Goldfinchで実現したい未来なのです。

Goldfinchの使命、つまりこの変革における役割は、単一のグローバルな信用市場を作ることによって資本へのアクセスを拡大することです。つまり、ナイジェリアの中小企業からニューヨークの大企業まで、全ての人が同じ資本市場から借り入れを行い、全ての投資家がその機会にアクセスできるようになる世界です。

私たちが目指すもの

Goldfinchは、非常に大きな野心を抱いています。私たちは、遅かれ早かれ全ての民間負債がオンチェーンに移動することは避けられないと考えています。 そう、全てです。数兆円規模の市場全体がということです。

最終的には、企業を経営する人々にとって、暗号プロトコルからではなく民間銀行から融資を受けることは馬鹿げていると思われるようになっていくでしょう。今や「銀行に行く」という行為は、インターネットを使ってオンラインで商品を売買すのではなく、近所の人とその都度物々交換しているようなものです。

さらに言えば、市場全体が成長していきます。これまで資本にアクセスできなかった人たちが、暗号が生んだ選択肢を得ることができるようになります。新たな若い暗号プロジェクトやコミュニティは、銀行ができない部分にも手が届くので、新たなビジネスが盛んになっていくのです。

ネットショップが生活に溶け込むまで何年もかかったのと同じように、その状況が普遍性を持つには何年もかかると思われます。長い道のりかもしれませんが、私たちはそれが実現すると確信しています。いずれは、ビジネス上で融資が必要になった場合は、プロトコルを利用することが当たり前になるでしょう。

世界の負債が必然的にオンチェーン化していく中で、Goldfinchはそのプロトコルとなり、全ての活動を支えるマーケットプレイスとなるでしょう。そして、Goldfinchには、誰もが参加できるようにする責任があります。プロトコルは、暗号技術によって真に金融包摂に力を与えることができるような資本へのアクセスを拡大していくことで、この目標を達成することができるのです。

出典:Goldfinch、適格参加者の拡大に伴い、アクティブなローンが$100MMを超える

この未来の世界では、Goldfinchは何兆ドルもの世界の負債を整理していくことになります。これは、日々の生産活動を基盤に構築されていくものです。世界経済に必要なものは、投機や金融工学によるものではなく、単純な経済成長です。そして、その成長の多くは、Goldfinchのようなプロトコルが存在するからこそ可能になるのです。なぜなら、私たちは、これまで資本にアクセスできなかった人々に資本を届けるからです。

そして、その資本の提供者にとっては、より簡単な選択肢となるでしょう。Goldfinchは世界のあらゆる活動を網羅するため、安全で多様な、信頼できる利回りを提供することが可能になります。

実際に、これが機能するための兆候が初期段階でも見られます。わずか1年余りで、Goldfinchは28カ国で1億ドル以上の活発な融資を行い、何十万人ものエンドボロワー(末端の融資先)が存在するまでに成長しました。しかし、これは私たちが本当に目指している世界にとって、初期段階のほんの一端の出来事に過ぎません。

Goldfinchの理念

Goldfinchのデザインの根底にあるのは、世界経済の変化に対するより広範で柔軟な仮説です。それは、今後10年の間に、低い実質債券利回りが投資家に新しい投資機会を求めるようになる、そして同じ期間に世界経済がオンチェーン化し、あらゆる取引がプログラム可能になるということです。

この2つの仮説のもと、投資家はプログラム可能でグローバルにアクセス可能な取引に移行し、世界経済に資金供給していくことになると考えられます。そうなれば、世界の多くの人々が直面する資本アクセスの障壁が取り除かれ、アクセス性が劇的に拡大することになります。このような信念に至る経緯や、この理論を裏付けるデータについては、Goldfinchと金融の将来についての基本ビジョンについて記した過去の投稿で詳しく知ることができます。

消費者と商人の間の取引がオープンにプログラム可能になり、投資家の需要の波がこのような機会への資金供給を促進することで、全く新たなパラダイムの基礎ができあがります。取引に対して信用を提供できるのが巨大な銀行だけでなく、スマートコントラクトであった場合を想像してみてください。誰であれ、どこでも、どんな取引でも融資ができるという新しい仕組みが生まれます。

長い道のりかもしれませんが、Goldfinchはそれ実現すると確信しています。最終的には、ビジネス上で融資が必要な場合は、プロトコルを使うことになるでしょう。

繰り返しになりますが、金融システムはルネサンス期を迎えています。今後10年で、金融システムは完全に塗り替えられ、その仕組みを見直す機会を得ることになります。より公平で、高い透明性があり、アクセスしやすく、参加者が所有できるものを作るためにです。Goldfinchは、世界の貸し借りをオンチェーン化することで、これを実現するマーケットプレイスです。

どうすればいいのか?

困難だからといって、それを行う価値がないということにはなり得ません。Goldfinchは、「コンセンサスによる真実」を介した分散型クレジットからアイデンティティ流動性のためのNFTソリューションまで、最も困難な問題を解決することによって、世界の金融システムを前進させる手助けをしようと努めています。

これがどのように機能するのか?このシリーズの次の投稿では、私たちがまず新興国市場からどのように行動を起こしていくのかについてご紹介します…

Goldfinchと共にこの未来を築きましょう。まだ、ほんの始まりに過ぎません。Goldfinchの仕組みについて知りたい方は、プロトコルの概要の把握から始めましょう。

最新情報を把握するには下記リンクから各コンテンツをフォローしてください。


Goldfinchについて

Goldfinchは、世界中の金融包摂の強化・促進に取り組んでいる分散型クレジットプロトコルです。私たちのミッションは、銀行だけでなく、誰もが貸し手になれるグローバルな分散型ネットワークを構築することです。2021年初頭のローンチ以来、このプロトコルは2ヶ月ごとにアクティブなローンを倍増させ、現在では3900万ドルのローンによって数十万人の借り手に融資しています。

投資前にGoldfinchのドキュメントを是非ご覧ください。

日本コミュニティを含む、各コンテンツをフォローして最新情報を入手しましょう!