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投資家にとって双方向のカーボンクレジット・ブリッジが必要な理由


投資家にとって双方向のカーボンクレジット・ブリッジが必要な理由

Flowcarbon / 翻訳:Takeshi_TGAL

ここ最近の金融市場は非常に不安定な状況となっています。インフレの進行に伴って利上げが行われ、ハイテク株が暴落し、破滅したステーブルコインもありました。多くの投資家が資金の安全な逃避先を探す中で、比較的新しい資産クラスである炭素(カーボン)領域が多くの人の注目を集めています。

CBL Nature Based Carbon Offset indexは、過去1ヶ月間にわたっては、S&P500と同程度のパフォーマンスであり、9%のマイナスは理想には程遠いものかもしれませんが、この新たな資産クラスはテック関連株や暗号資産に見られるような深刻な損失を回避しています。

Flowcarbonは、カーボン市場は今後 10 年間で驚異的な成長を遂げると確信しており、Web3の力がその可能性を最大限に引き出すことができると考えています。この領域に取り組む組織はFlowcarbonが最初ではありませんが、この機会を構築するためのFlowcarbonのアプローチは特に戦略的かつ効果的なものであると確信しています。

また、同時期の既存のオンチェーンカーボン資産のパフォーマンスを見てみましょう:

https://carbon.klimadao.finance/CarbonPools

なぜ、オンチェーンカーボンとオフチェーンカーボンの間に価格パフォーマンスの乖離が見られるのでしょうか。答えは簡単で、市場が根本的に切り離されているからです。オンチェーンカーボンクレジット所有者が、オフチェーン市場に保有クレジットを持ち込む方法は現状では存在しません。

現在、オンチェーンとオフチェーンのカーボンクレジットという異なる市場で、同じ資産の価格差を利用して利益を得る、つまりアービトラージを行う方法がないのです。アービトラージは、市場間の価格を一定に保つための重要な機能であり、ステーブルコインの仕組みの中でも活用されています。

この点について、USDCを例に説明してみましょう。USDCは、米国の金融機関に保有されている米ドルと1対1で裏付けされているステーブルコインです。保有者はいつでも、USDCを同価値の本物の米ドルと交換することができます。例えば、USDCの価格が一時的に0.99ドルまで下落した場合、人々はUSDCを0.99ドルで購入し、Circleで本物の1ドルに交換します。この例では、アービトラージの実行者は$0.99で購入できた全USDCに対して$0.01の利益を得られます。多くの人々がこの価格差を利用することで、USDCの価格は1ドルに戻ります。事実上、Circleは、ユーザーが自由にオンチェーンとオフチェーンの1ドルを活用し、両資産が常に同じ価格に戻ることを保証する双方向ブリッジを構築しているといえます。

同様に、Flowcarbonは、オンチェーンとオフチェーンのカーボン市場をつなぐ双方向のブリッジを構築します。オフチェーンにあるカーボンクレジットの保有者は、クレジットをトークン化し、オンチェーンに持ち込むことができるようになります。トークン化カーボンクレジットは、バンドルされたり、オンチェーンで償却されたり、オフチェーンクレジットと交換されたりすることが可能となるのです。

Flowcarbonの双方向カーボンブリッジの威力を示す例を見てみましょう:

サラはオフチェーンで100の自然ベースののカーボンクレジットを1個12ドルで購入しました。彼女はFlowcarbonのGoddess Nature Token (GNT)が現在15ドルで取引されていることに気づきます。彼女はブリッジを使ってカーボンクレジットをトークン化し、トークン化手数料(クレジットの2%)を支払って、トークン化クレジットをGNTにバンドルしました。つまり、彼女は98のオンチェーンクレジットをGNTという形で持っていることになります。単価15ドルの場合、サラの保有するクレジット総額は1,470ドル(98×15ドル)となります。これは、オフチェーンでの価値が1200ドル(100×12ドル)であったことと比較すると、大きな利益となります。数ヶ月後、サラはオフチェーンの自然ベースのクレジットが17.50ドルで取引されているのに対して、GNTが16ドルで取引されているのを見て、価格差を利用するためにGNTを交換することにしました。再びブリッジを利用して、トークン化手数料(2%)を支払い、オフチェーンクレジットを受け取ります。これで彼女は、チェーン上のクレジットの価値が1,568ドル(98×16ドル)であるのに対して、合計1,680ドル相当となる96クレジットを入手したことになります。このようにオンチェーンとオフチェーンの価格が平準化するまで、アービトラージの機会が利用され続けることになります。

現在のボラティリティの中で、Flowcarbonの双方向ブリッジは市場インフラの重要な部分となると確信しています。このブリッジは、暗号分野の投資家に現実の資産に裏付けられたトークンへのアクセスを提供し、従来のカーボン分野の投資家には、オフチェーン価値を犠牲にすることなく分散型金融(DeFi)の流動性へのアクセスを提供します。

Web3は、カーボン市場の多くの問題点を解決するのに役立ちますが、オンチェーンとオフチェーンが切り離された状態では何の役にも立たないのです。この市場は、今後も共に成長を遂げていく必要があり、Flowcarbonの双方向ブリッジはそれを実現するツールであると信じています。

情報(価値の)格差、問題の解決にこそ、将来的な価値が誕生することを理解していきましょう。


Flowcarbonについて

Flowcarbonは、カーボンオフセットブロックチェーン上で実現する気候変動技術のパイオニア企業です。私たちのミッションは、カーボン市場をアクセス可能で透明性の高いものにし、数十億ドル規模の資金を気候変動プロジェクトに直接投資することです。炭素、持続可能性、ブロックチェーン技術の専門知識を結集した経験豊富な起業家チームによって設立され、世界有数の投資家の支援を受けており、人類、生物の多様性、地球にとって真のポジティブなインパクトをもたらすために全力を注いでいます。

気候変動の緩和には、組織的な行動が必要であり、個人でオフセットをお考えの方にも、組織としてオフセットをお考えの方にも、それぞれのニーズに合わせたカーボンソリューションを提供します。実際に、多くの組織がカーボンオフセットを利用して、ネットゼロの目標達成に取り組んでいます。

Flowcarbonは、カーボンクレジットをチェーンに乗せ、トークンに変換し、ボランタリーカーボン市場をより透明で、流動的で、アクセスしやすいものにします。そして、フラッグシップトークンであるGNTは、組織レベルのカーボンクレジットに支えられており、個人および企業のオフセットニーズに適合して機能します。

地球を守るために、Flowcarbonがどのように世界中の人々のオフセットニーズをサポートできるかについて、各コンテンツをフォローして情報を入手していきましょう。

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翻訳:Takeshi_TGAL

Media Contact
Nicole Shore
Head of Communications, Flowcarbon
Nicole@flowcarbon.com