HUMAN Protocolのネットワーク効果
HUMAN Protocol
HMTトークンが獲得できるHUMANアプリをぜひご利用ください!
ブロックチェーンはネットワークであり、HUMAN Protocolも同様です。
HUMAN Protocolは、ワークサイクルにおける、様々なエージェントの コミュニケーションとコラボレーションを調節するソフトウェア基盤として機能します。仕事を提供する依頼者(リクエスター)から、その仕事を実行する作業者(ワーカー)、その仕事の品質を検証し、対応した報酬を支払うオラクルに至るまでの全てが、仕事を可能にする一つのネットワークです。
ネットワークの参加者は、主に依頼者と作業者です。しかし、この記事では、プロトコル上で稼働するアプリケーションによって実現されるネットワーク、すなわちジョブエクスチェンジに注目します。
コミュニケーションは、どのようなネットワークにおいても価値の鍵を握っています。ネットワークがイーサリアムであろうと、フェイスブックであろうと、グーグルであろうと、ネットワーク参加者間のコミュニケーション「AからBに情報を転送する能力」がネットワークの価値を生みます。
メトカーフの法則では、ネットワーク参加者が直線的に増加すると、ネットワークの効用は指数関数的に増加するとされています。どうしてそうなるのでしょうか?
- 2人のネットワークには2本の通信線が存在:A→B、B→A
- 3人のネットワークには6本の通信路が存在:A → B、A → C、B → A、B → C、C → A、C → B
- 4人のネットワークには12本の通信回線が存在:a → b a → c a → d b → a b → c b → d c → a c → b c → d c → b d → c
このようにネットワーク効果を可視化するとわかりやすくなります。
ネットワークとしてのアプリケーション
ねっっとワーク効果を利用してみましょう。
あるアプリケーションがHUMAN Protocol上に登場すると、そのアプリケーションが果たす直接的で明白な種類の仕事を超えて、果たすことのできる仕事の種類が増えるのです。
hCaptchaは、既に数億人利用しているHUMAN Protocol上で動作するアプリケーションの一つです。現在、Intel CVATのような、より細かい画像ラベリングツールも開発中です。INCEpTIONのようなテキストアノテーションツールが加われば、テキストアノテーションの分野での仕事の幅が広がると同時に、ネットワークで達成可能なタスクの種類もより一般的に広がることになります。
上の図のように、2つのアプリケーションはお互いにしか話すことができません。3つのアプリケーションはそれぞれ他のアプリケーションと話すことができるため、各アプリケーションが登場するたびに、ネットワークの有用性がより高い割合で高まることを意味します。
重要なのことは、大規模なジョブをインテリジェントに分解して複合タスクにし、それらを適切なアプリケーションに分配する方法を見つけることです。
より高度な作業
例えば、テキストアノテーションツールを追加すれば、取引所が独自に保有する情報の恩恵を受けられるます。INCEpTIONは構文に正確にラベルを付けることができるので、大きなタスクとして、教科書や医療報告書など、画像とテキストの両方を含むものを扱うことができるようになるのです。
また、データのラベリングだけでなく、会社の報告書のような仕事も考えられます。ラベリングではなく、記事、ブログ、日記などの文章に対応したアプリケーションや、デザインアプリケーションが加わることで、ロゴ作成などのデザイン作業だけでなく、両ツールの組み合わせで、Webサイト全体を構築することも可能になります。
チェックの様子
HUMAN Protocolのアプリケーションは、品質の検証あってこそ成り立ちます。上記の例では、タスクの分解、分配、同化を司るHUMAN Protocolが果たす知的な役割に依存することになります。しかし、この品質保証の例では、エクスチェンジ間の直接的なコミュニケーションが必要となります。もし、hCaptchaが、ある画像が本当に車の画像かどうかを知りたい場合、その画像をIntel CVATに送ってチェックさせることができます。それによってhCaptchaの品質保証が向上し、同時にCVATにはより質の高いデータと、あらかじめラベル付けされた画像を使用するメリットがあります。
ネットワーク効果
私たちは、次世代のナレッジワーカーを発掘することを目的に、HUMAN Protocolを構築してきました。ネットワークの性質上、アプリケーションの増加は、既にプロトコルに参加している他のアプリケーションや、これから参加しようとするアプリケーションに利益をもたらします。
小さな一歩から始まるのです。だからこそ、私たちは常に新しいアプリケーションの導入に努め、小さな増加が将来的に大きなネットワーク上の意味を持つことを知っているのです。