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CertiKによるHUMAN ERC-20トークンとスマートバウンティコントラクトのローンチ前監査を完了


CertiKによるHUMAN ERC-20トークンとスマートバウンティコントラクトのローンチ前監査を完了

著:Lonnie Rae

こんにちは、HUMANs!

HUMANプロトコル財団は、HUMAN ERC-20コントラクトがメインネットでのローンチに必要な技術的審査を完了したことを発表しました。

HUMANプロトコルトークコントラクト(HMToken.sol)は、複数の第三者機関、最近ではCertiKにより監査されました。HUMANプロトコルを搭載したhCaptchaのスマートバウンティのソースコードブロックチェーンセキュリティ監査の第一人者であるCertiKが監査した結果、HUMANプロトコルに合格点が与えられました。

監査の結果、hCaptchaのコントラクトが良好なプラクティスに従って機能しており、転送や承認リクエストを一括処理するバルク機能などが適切に搭載している事が証明されました。ソースコードの最終更新と監査報告書によると、このコントラクトにはアンチパターンやセキュリティ問題に対する脆弱性は存在しないと結論付けています。

監査報告書はこちらのGitHubから閲覧できます:
https://github.com/hCaptcha/hmt-token/blob/master/audits/CertiK_Verification_Report_for_hCaptcha_07082019.pdf

Ethereumメインネット上でのHUMAN Token ERC-20コントラクトのローンチにより、HUMANプロトコル搭載アプリケーションは、HUMANの分散型労働市場における雇用管理、決済、報酬への斬新なブロックチェーンベースのアプローチにより、既存の支払いや契約に代わる革新性を提供できるようになりました。

HMTコントラクトは、コントラクトレベルでより効率的な一対多数の支払いを可能にする新たな機能を提供します。特に、Bulk APIによりERC20の転送機能に代わるものを作成し、ERC20標準に2つの新機能を追加しました:

  • transferBulk: 一回の関数呼び出しで複数のEthereumアドレスにトークンを送信
  • approveBulk: 一括転送するのではなく、複数のイーサリアムアドレスがトークンを“withdraw”できるようにする転送パターンに使用

これにより、HUMANプロトコルでは、複数のEthereumアドレスへのトークン転送を高速かつ安価に処理可能になります。

TransferメソッドとBulkメソッド間のスケーリング結果の詳細はこちらをご覧ください: https://medium.com/human-protocol/transfer-your-tokens-9-600x-more-efficiently-on-ethereum-using-the-bulk-api-fbc2f10669ed

HMTトークンの詳細はこちら:https://github.com/hCaptcha/hmt-token

今後も更なるアップデートを予定しています!


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