POAPがGraphコミュニティに11種類のNFTアートデザインを提供
著:The Graph Foundation
The Graphの助成金プログラム対象プロジェクトであるPOAPは、The Graph Networkへの参加を証明する11のNFTをデザインしました
The Graph FoundationとWave 1の助成金対象であるPOAPは、今回新たなコラボレーションを発表しました。新たに11個のNFTバッジがミントされ、The Graphエコシステムにおける過去の特定のマイルストーンへの参加に対して授与されます。POAP(Proof of Attendance Protocol)により生み出されたこのNFTは、それぞれがThe Graphの歴史の重要な瞬間におけるあなたの役割を表すものであり、POAPのデザイナーでGuadalupeが、Edge & NodeのリードデザイナーCarl Hagerlingのサポートを受けながら作成されました。
The Graphエコシステムは繁栄を続けています。2020年夏のテストネットのローンチから、秋のキュレータープログラム、インデクサーとデリゲーターによるネットワークのローンチ、評議会メンバーによるGIP提案の通過まで、The Graphは全てのシリンダーを作動させています。Web3を実現するというミッションに一致した、このような協力的なチームや個人のコミュニティが集結し、貢献を続けているという事実は驚くべきことです。
これまでもこの旅に付き合っていただき、ありがとうございました。この素晴らしいコミュニティのおかげで、私たちは成し遂げることができています。
POAPのNFTがGraphエコシステムを強化する
POAPは、経験や実績を確実に記録するための新しい方法です。誰かがイベントに参加するたびに、ユーザーはその経験を表すユニークなNFT(non-fungible token)バッジを暗号記録として書き留める事ができます。The Graphコミュニティにとって、POAPが提供するソリューションは初期段階への有志による参加を象徴するものです。また、将来的にはより多くのNFTを作成していきたいと考えています。
そして今回私たちは、エコシステムの構築に貢献してくれた素晴らしいコミュニティメンバーにThe Graphの特別なNFTを配布できることを嬉しく思います。
Mission Control Testnet、Curator Program、Grantees、投票参加者、Initial Team、Council Members、Subgraph Developers、Curators、Delegators、Indexers、Original Graphers(一般販売参加者)のいずれかに該当される方はそのバッジを受け取ることができます。ユーザーは、POAP with xDAIを使って無料でバッジを請求し、その経験を表す記念NFTを得ることができます。このNFTは、プロトコルに関する様々な活動を評価するだけでなく、コミュニティ発展の初期段階で様々な役割に参加したことを証明するものでもあります。
Mission Control Testnet Indexers — The GraphのMission Controlテストネット参加者で、プロトコルの改良とテストに協力した人たち
Curator Program — キュレーター・プログラムに参加し、データのキュレーションやサブグラフの作成方法などを学んだ人
Indexer — The Graph Networkの最初の90日間にGRTをステークし、Graph Nodeを実行した全てのインデクサーに属する人
Delegator — The Graph Networkの最初の90日間に、Indexerに権限を委譲し、ネットワークのセキュリティ確保に貢献したDelegatorに属する人
Curator — サブグラフのキュレーションを開始してから90日以内のキュレーターに属する人
Subgraph Developer — The Graph explorerを使用してサブグラフをデプロイし、Open APIでWeb3に貢献しているサブグラフ開発者に属する人
Initial Team — The Graph Networkのローンチに関し初期チームメンバーとして所属していた人
Council Member — The Graph Councilメンバーで、プロトコルのガバナンスとエコシステムの発展に重要な役割を果たしてきた人
Voting Participant —The Graph のGIPプロセスにおいて、GIP2およびGIP3のスナップショットガバナンス投票に参加したネットワーク参加者に属する人
Foundation Grantee — The Graphのエコシステムを構築しているWave 1の助成対象に属する人
Original Grapher — The GraphのGRTパブリックセールに参加した全ての参加者に属する人
今すぐPOAPを手に入れよう
Mission Controlテストネット参加者、キュレータープログラムの参加者、ウェーブ1の助成金対象者は、The GraphのDiscordの@POAP-botにメッセージを送ることで、バッジを請求することができます。ボットは、各プログラムや助成金のウェーブのオンボーディング時に割り当てられた役割(例:MissionControl-TestnetCurators)を持っていることを要求し、送信されたメッセージには、役割に対応する特定の単語(メールで送信)が含まれている必要があります。ボットが返信し、POAPを請求するための特定のリンクを提供しますので、希望のアドレスでPOAPを請求してください。
POAPの請求はxDAIでは無料となり、ユーザーは好きな時にNFTをメインネットのイーサリアムに移行することができます。
The Graphのホストサービスを利用しているサブグラフ開発者の方は、バッジを請求するためのダイレクトリンクをメールでご確認ください。
Indexers、Delegator、Council members、Snapshot Voting Participants、Original Graphersは、POAP DeliveryからNFTを請求できます。バッジを選択して、その役割に使用されたアドレスを入力してください(例:ネットワーク上でデリゲートに使用されたイーサリアムアドレス)。
IndexersとDelegatorは、ネットワークの立ち上げから90日以内に参加した場合にのみバッジを請求することができます。キュレーターのNFTも同様に、移行のフェーズ3でキュレーションが稼動してから最初の90日間にキュレーションを行ったコミュニティメンバーに配布されます。
POAPの創設者であるPatricio Worthalterは次のように述べています:
“The Graphは、POAPの技術スタックを実現するための重要なインフラです。ネットワークのローンチ時にコミュニティを認識するこれらのNTFを作成するための助成金を獲得できたことは、POAPチームにとって喜びに満ちた経験となりました!”
POAPとは
POAPプロジェクトは、2018年のイーサリアムハッカソンで誕生し、イーサリアムエコシステムでバッジを集めるための代表的なdappとして機能しています。様々な場面でこれまでに約25万のPOAPがミントされており、Ethereum Foundation、Aave、MakerDAO、CoinGeckoなどで頻繁に利用されています。これらのバッジは、コミュニティが思い出やマイルストーンを共有することを可能にするノンファンジブルトークン(NFT)です。
The Graph助成金プログラム
The Graphの助成金プログラムは、The Graphエコシステムとネットワーク参加者をサポートするために立ち上げられたプログラムであり、プロトコルやツール、dapps、サブグラフ、コミュニティの構築に焦点を当てています。Wave 1(2021年第1四半期)では、500万ドル以上を助成金とエコシステムのサポートに割り当てました。
Wave 2の応募も既に開始されており応募することができます。The Graphのユーザビリティを向上させるアイデアをお持ちの方は、応募していただき、ソリューションの詳細をご提示ください。
ホスティングサービスからネットワークへの移行を進め、エコシステムの拡大を続ける中で、Wave 2で注目されている分野は以下の通りです: