AcalaチームがxTokensで5回目のWeb3財団の助成金を獲得

PolkadotとKusamaの全パラチェーンでファンジブル・アセットの為のクロスコンセンサスメッセージングを提供

訳：Acala Japan Twitter | Medium | Telegram

Acalaチームは、aUSDステーブルコイン、Acala EVM、Laminar Chain、Reusable Librariesへの助成金にチェーン回のxTokensへの助成金を獲得しました

Acalaは、私たちのxTokensパレットに関する全てのマイルストーンを達成し続けています。このパレットは、PolkadotとKusamaのエコシステム（Wave 9 Grants）の全てのパラチェーンに、ファンジブル・アセットの為のクロスコンセンサス・メッセージ（XCM）能力をもたらすものです。この実装はGithubに掲載されています。これはAcala Wikiの指示に従うだけで、Acalaとコンポーザブルになることができ、各パラチェーンチームに対して招待しています。この助成金は、AcalaとAcalaの開発部門Laminarが受け取った5つ目のWeb3 Foundationの助成金となります。Web3 Foundationの全助成金の詳細についてはこちらをご覧ください。

概要

XCMとxTokensの実装は、クロスチェーン・エコシステムを実現し、PolkadotとKusamaのビジョンを実現するための基本的なコンポーネントです。クロスコンセンサス・メッセージ（XCM）は、非常に柔軟で汎用性の高いメッセージフォーマットです。

私たちは、実装ガイドを作成し、既にAcala、Laminar、Plasm、HydraDX、Phala、Bit.Country、Snowfork、Crust、Darwinia、Moonbeam、Nodleなどのチームで使用されており、実証済のxtokensのリファレンス実装（Github）も作成してあります。各チームは、Polkadotのパラチェーンテストネット上で、クロスチェーンでのファンジブルトークンの転送に成功しています。

私たちは、PolkadotとKusama上の全てのチェーンは、価値の交換から状態の交換・変更まで、互いにコンポーザブルであるべきだと考えています。今回のクロスチェーンファンジブル・アセットの実装は、この目標に向けた第一歩となるものです。

AcalaとKaruraの今後の展開

AcalaのKusamaベースのDeFiハブであるKaruraは、最初のパラチェーンスロットオークションに参加しようとしており、これはまもなくKusamaで開始される予定です。Karuraは、Karura Dollar (kUSD)、Karura DEX、Liquid KSM staking (LKSM)をKusamaのエコシステムに導入する予定です。KaruraはKusamaコミュニティのDeFi需要に対応し、Acalaはその後、PolkadotやEthereumやBitcoinなどの他の全てのブリッジドネットワークのDeFi需要に対応するためにローンチされます。Acalaも同様に、Polkadotの最初のパラチェーンスロットオークションでの勝利を目指していきます。

テストネットトークンを入手して apps.acala.network でKaruraとAcalaのアプリをお試しください。

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Acalaについて

Acalaは、Polkadotの分散型金融ハブであり、金融アプリケーションの利用や構築を迅速かつ容易にし、取引効率を向上させ、貴重な時間の節約を実現します。このプラットフォームでは、一連の金融プリミティブを提供しています。ビットコインのようなクロスチェーン資産に裏付けられたマルチ担保のステーブルコイン、信頼性の高いステーキングデリバティブ、そして流動性を解放し、金融イノベーションに力を与える分散型取引所です。
Acalaは、金融アプリケーションがスマートコントラクトや内蔵プロトコルを使用するためのデファクト・オープン・プラットフォームであり、すぐに使えるクロスチェーン機能、セキュリティ、金融の最適化を備えています。

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Karuraついて

Karuraは、KusamaのオールインワンDeFiハブです。Acala Foundationによって設立されたKaruraは、DeFiに最適化されたスケーラブルなEVM互換のネットワークとして機能します。

また、このプラットフォームでは、以下のような融アプリケーションを提供しています：トラストレス・ステーク・デリバティブ（liquid DOT）、クロスチェーン・アセットに裏付けられたマルチ担保のステーブルコイン（aUSD）、AMM DEX — これらはすべて、任意のトークンでの支払いが可能なマイクロ・ガス・フィーシステムを備えています。