モバイル用 Aptos Wallet ベスト7： Pontem、Petra、Rise、Bloctoなど
Pontem Network
Android上には7つのメジャーなクリプトウォレットが存在します。Pontem WalletのビルトインスワップからMath Walletの複数のフィアットペイメントシステムまでです。それぞれの特徴をご紹介します。
モバイルでAptosを使うには？
ChromeやBraveのようなデスクトップブラウザですでにAptosウォレットをお持ちの場合、AndroidやiOSでも同じアカウントを使用できます。モバイルAptosウォレットをダウンロードして、シードフレーズまたは秘密鍵を使用してアカウントをインポートするだけ使うことができます。
例えば、ChromeでMartianを使用している場合、そのアカウントをモバイルのPontem Walletにインポートすることができます。
デスクトップ版はモバイルアプリよりも高機能であるケースが多いことに注意してください。
AndroidとiOSで利用可能な機能が異なる場合があります。このレビューでは、Android用のAptosウォレットを比較していますが、利用可能な場合はiOSアプリへのリンクも提供します。
AndroidとiOSのAptosウォレットを比較
Google Playダウンロードリンク
Aptosネイティブウォレット
Aptosをサポートするマルチチェーンウォレット
- Trust Wallet
- Blocto
- Math Wallet
ネイティブウォレットとマルチチェーンウォレットの比較
Pontem、Rise、Petra、EVOはすべてAptos用に作られたウォレットで、Aptos固有の機能をサポートするように設計されています。例えばSolanaやBNB Chainのような他のチェーンでは使用できません。
しかし、MathやBloctoのようなマルチチェーンウォレットの利便性を好むユーザーもいます。この場合、一部のAptos dAppsへの接続、カスタムトークンのインポート、NFTの受信ができない場合があります。例えば、Trust WalletはEthereum、BSC、SolanaではNFTを表示しますが、Aptosでは表示しません。
また、選択したマルチチェーンウォレットがノンカストディアル型かどうか、つまりシードフレーズを自分で管理できるかどうかも再確認する必要があります。例えば、Bloctoはデフォルトでカストディアルモードで動作します。リカバリーパスワードを設定することで、いわゆるノンカストディアル・モードに切り替えることができますが、それでもシードフレーズや秘密鍵にアクセスすることはできません。
トークン・リスト
ブリッジアセットに関しては、おそらくAptosトークンリストの最も複雑な側面となるでしょう。USDT、USDC、その他のアセットはAptosネイティブではありません。これらはLayerZero、Wormhole、Celerのようなブリッジを使用して他のチェーンからブリッジされています。得られるトークンは、スマートコントラクトや流動性プールなどがまったく異なるものになります。各Aptosウォレットには独自の表示方法があります。例えば、LayerZeroはz-、Wormholeはwh-などの識別ワードを付けて表示します。購入するものが正しいか再確認するべきでしょう。
Pontem Walletでは、ブリッジトークンはブリッジごとにグループ化されているので、LayerZero USDTとWormhole USDTをすぐに見分けることができます。また、CAKE、ALT、DTOなど、2タップでインポートできる20以上のネイティブAptosアセットがあります。
もちろん、コントラクトアドレスを貼り付けてカスタムトークンをインポートすることもできます。Aptosでは、トークンを取引する前にインポートして登録する必要があります（セキュリティ上の理由から）。 これにはごくわずかなガス代がかかります。
これに対してPetraでは、モバイルで新しいトークンを追加する方法はありません。まずブラウザの拡張機能で行う必要があって、その後インポートされたアセットがモバイルアプリにも表示されます。 これは、誰かがペトラにトークンを送りたい場合、受信者がまずブラウザ拡張機能でアセットを登録する必要があることも意味します。
一方、Petraのアンドロイド向けアプリは新しいため、トークン一覧はおそらく将来のアップデートのいずれかで追加される事が考えられます。
NFTの送受信
他のAptosユーザーがNFTを送信（エアドロップ）する前に、技術的にはウォレットアカウントでNFTの受信を有効にする必要があります。この機能は各ウォレットで異なる場所にある可能性があることに注意が必要です。
NFTの自動受信を有効にしていない場合、（理論的には）一部のウォレットではNFTがペンディングとして表示されるはずですが、実際には送信者がエラーに遭遇する可能性が高くなります。
モバイルからNFTを送信しようとして問題が発生した場合（例えば、Android版Petraにはまだこの機能がない）2つの選択肢があります：
- ブラウザウォレットの同じアカウントからNFTを送る
- 同じウォレットをPontem WalletなどのNFT送信に対応したモバイルアプリにインポートする。
スワップ
内蔵スワップは非常に便利で、DEXのウェブサイトに行ってウォレットを接続する代わりに、スマホからスワップできます。
Pontemはアンドロイドでこの機能を持つ唯一のAptosウォレットです。流動性準備の確認、最大スリッページの設定、検証済みトークンのリストはLiquidswapと同じです。
流動性を追加したり、LPをイールドファーミングに預けるには、LiquidswapのウェブdAppに行く必要があります。
フィアットでAPTを買う
多くウォレット（Pontem、Blocto、Math Wallet、Trust Wallet）では、Visa、MasterCard、Google Pay、Apple Pay（iOSの場合）、その他の異なる通貨の決済システム（ユーロのSEPA、ルピーのIMPSなど）を使ってAptosトークン（$APT）を購入できます。
どの決済システムも手数料（通常3.5％以上）を徴収し、為替レートを設定しています。フィアットで支払うには、支払いプロバイダーのKYCに合格する必要があることに注意が必要です。
Aptos Names
Aptos NamesはENS（Ethereum Name Service）のAptos版です。1APTで1年間のドメイン名NFTを取得し、ウォレットアドレスに関連付けます。その後、英数字のアドレスの代わりに、このシンプルでカスタマイズされた名前を使用することができます。
PontemまたはPetraを使用している場合は、受信者のAptos名を知っていれば十分です。送信タブで、末尾に.aptを付けた名前を入力するだけで、ウォレットは自動的にアドレスを検索します。
Aptos Names NFTを別のアカウントに移す場合は、Aptos Names dAppを介して新しいアカウントにバインドする必要があることを覚えておいてください。また、PontemウォレットはアドレスにリンクされたAptos Names NFTの存在を自動的に検出するため、ウォレット内で何もする必要はありません。
dAppブラウザ
dAppブラウザは、ウォレットからアクセスできる検証済みdAppの組み込みリストです。ウェブブラウザのようなものですが、ウォレット内で新しいタブを開いたり、ウェブサイトを訪問したりすることができます。リストからdAppを選択すると、そのウェブページにリダイレクトされ、そこでウォレットに接続します。例外はPontem WalletのネイティブTopaz統合で、ウォレットアプリ内で完全にNFTを収集することができます。
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Aptosネイティブウォレット
Aptosをサポートするマルチチェーンウォレット
あなたに最適なモバイルAptosウォレットは？
Aptosエコシステムを積極的に利用する予定であれば、ほとんどのdAppsやNFTマーケットプレイスでサポートされているAndroid用のネイティブでノンカストディアルのAptosウォレットを選択することをお勧めします。そうすれば、Aptos上のすべてのトークンとの取引、ステーク、ファーム、貸し借りなどが可能になります。
例えば、Pontem Walletは、ネイティブスワップ、完全なNFTサポート（Topazでの購入を含む）、トークン価格チャートと時価総額データ、Aptos上の50以上のトークンのリスト、15以上のAptos dApps、クレジットカードでAPTを購入する方法を備えています。
Ethereum、Bitocoin、Solanaなどにすでに資金がある場合、マルチチェーンウォレットは非常に便利に見えるかもしれません。しかし、Aptosは他のブロックチェーンとは全く異なる技術を使用した新しいネットワークであることを忘れないでください。マルチチェーンウォレットがAptosの完全な機能セットを追加するには長い時間がかかるかもしれません。
APTコインの保管、送受信だけをしたいのであれば、マルチチェーンウォレットで十分です。ただし、ノンカストディアル型のソリューションを選択することをお勧めします。
Aptosのモバイルウォレットについてご質問がある場合は、PontemにTelegramまたはDiscordでご連絡ください！
