Junoの暗号資産バンキングがzkSync 2.0メインネットに登場
zkSync 2.0 メインネットまであと 58 日ですが、zkSync上で起動するプロジェクトは続々と増え続けています。
ArgentがzkSyncのネイティブアカウント抽象化を実装してUXを大幅に改善したり、Banxaが暗号エコシステムへのグローバルなアクセス性を向上させるオン/オフランプ・ソリューションを導入するなど、主流採用に向けた障壁を取り除く取り組みについては最近もお伝えしているとおりです。
今回紹介するJunoもまた、既にデジタルプラットフォームをzkSync 2.0のメインネットに導入する予定になっています。Junoは、ユーザーが一般的な預金口座から暗号を獲得、投資、使用するための一連のサービスを提供し、フィアットと暗号間の資産のシームレスな移動を可能にするオン/オフランプを内蔵しています。Junoは、メインネットのローンチ時に、このような仕組みを稼働させて、ユーザーが預金口座からzkSync 2.0に直接移行できる形を整えていく予定となっています。
暗号ユーザーにより伝統的な金融サービスを提供することは、主流採用への重要なプロセスとなります。イーサリアムの価値とセキュリティとzkSyncのスケーラビリティ、スピード、低料金を組み合わせることで、「デジタル経済への自己主権的な参加、自身のデジタル資産の真のコントロール権を、世界中の誰にでも手の届くものにする」という私たちの最終目標に近づけることにもなるでしょう。
Junoの統合、今後のロードマップについては、以下をご参照ください:
JUNOについて
Junoは、使いやすく、信頼できる、コンプライアンスに準拠した暗号とWeb3へのゲートウェイとして機能します。 既に6万人以上の暗号ネイティブにサービスを提供し、年間10億ドル以上の取引を処理する、ゼロから構築されたデジタルバンキングプラットフォームです。
現金と暗号資産を一つの預金口座で管理することで、ワンストップの包括的な資金管理が可能になります。カード利用で10%還元、暗号資産の無料購入、手数料ゼロの引き出しが可能となっています。
zkSync 2.0をサポートする暗号フレンドリーな銀行の構築
Junoは、zkEVMが未来であると確信しています。ユーザーはETHとUSDCを預金口座からJunoのzkSyncに直接引き出し、フィアットから暗号に瞬時に移行することが可能です。
「業界をリードするzkEVMの1つであるzkSyncと統合し、より多くのユーザーが預金口座から直接レイヤー2へオンランプできるようになったことを嬉しく思います。JunoとzkSyncは、暗号とWeb3への手頃でアクセスしやすいゲートウェイを共に構築し続けていきます。」
―Juno Co-founder Varun Deshpande
zkSync 2.0へのインスタントオンランプは、Junoの一部に過ぎません。
ユーザーは以下の機能を利用できるようになります:
- インスタントオフランプ―zkSync 2.0からJunoに即座にキャッシュアウトし、暗号を現金に換えることができます。
- 暗号資産を現金のように使用 ―zkSync 2.0からJunoのアカウントにUSDCを入金すると、そのUSDCを日々の出費に充てることができます。JunoはAmazon、Walmart、Uberなどのマーチャントをサポートしており、Junoのデビットカード(MasterCard搭載)でUSDCを使用すると、10%を獲得することができます。
- zkSyncウォレットに直接給与を入金 ―zkSyncウォレット(Argentなど)で直接暗号で給与を受け取るように設定できます。給料を好きな暗号に分割して、給料を預金口座に入金してうことができるのです。
以上の全てが、メインネットのローンチ時にzkSync 2.0に付属します。
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