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Ocean ProtocolとDimitraが、農業におけるデータ駆動型インサイトを奨励するためのIdeation Bountyをローンチ


Ocean ProtocolとDimitraが、農業におけるデータ駆動型インサイトを奨励するためのIdeation Bountyをローンチ

Ocean Protocol PRESS RELEASE

このプログラムは、データサイエンティストのグローバルコミュニティに農業データに関わるインセンティブを与えるための戦略的な取り組みです

AIとビジネスイノベーションのためのデータサービスを解放するWeb3プラットフォームOcean Protocolは、AgTechをグローバルに農家に届けるというミッションに取り組むパートナーDimitraとの共同イニシアチブで、アイデアバウンティーの開始を発表しました。このコンペティションは2つのフェーズに分かれており、賞金総額は15,000ドルで、OCEAN + DMTRトークンで支払われます。

小規模農家は、世界の食糧不足の解決、食の安全性の向上、食糧安全保障の問題への対応に大きな役割を果たします。Dimitraの農業ソフトウェアとOceanのWeb3データ共有・収益化機能とのパートナーシップは、データを利用した次世代の農業ソリューションの推進に重点を置いています。このビジョンの一環として、2024年までに1億人の零細農家が、適切で価値のあるデータ駆動型情報へのオープンアクセスを通じて、収量の最大化と操業損失の軽減を実現する力を得ることになります。

Ocean Protocol-Dimitra bountyは、世界中のデータサイエンティストがOcean Marketの特定の農業データセットを活用して、農家のリスクを最小化しながら収量と品質を最大化する方法について貴重なアイデアを共有することを奨励し、このビジョンを促進することを目的とするものです。このコンペティションは、Ocean Data Bountyプログラムを通じて、複雑なビジネス課題を解決するためのデータ主導の洞察とアルゴリズムの構築にインセンティブを与えることで、ニューデータエコノミーへのシフトを先導するというOceanのビジョンを基にしています。Dimitraは、この取り組みの最初のパートナーとなります。

Oceanの創設者Bruce Ponは、次のように述べています。
「データバウンティは、データサイエンティストのグローバルなコミュニティを活性化し、データにまつわるコンテキストを構築するのに役立ちます。農業におけるデータ主導のイノベーションを加速させるために、Dimitraとこのデータバウンティプログラムをキックオフできることを嬉しく思います。科学的な参加にインセンティブを与えることで、グローバルレベルで差し迫った農業の課題を解決するための洞察とアイデアを集めたいと考えています。」

Ocean-Dimitra ideation bounty

フェーズ 1: Ideationの一環として、データサイエンティストは、提示されたデータセットをどのように活用できるかについてのアイデアを生み出すよう招待され、提示されたデータに対するアルゴリズムのテストやトレーニングは必要ありません。参加者は、提供された9つのデータセットのうちどれか1つを使用して洞察を導き出すことも、複数のデータセットを使用してそれらの間の相関関係を特定し、集約された洞察を提供することもできます。具体的には、作物の収量を最大化し品質を向上させるために、そのモデルやアイデアを用いて、データから貴重なパターンや傾向、特徴を発見し、それを活用する方法を考える必要があります。

フェーズ1の報酬は、1位:1500ドル、2位:1000ドル、3位:500ドル、コミュニティ賞:1000ドル、佳作:100ドル(OCEAN + DMTRで支払)です。

フェーズ 2: アルゴリズム、アナリティクス、ナラティブ&レポート
参加者は、Compute-To-Data機能を使ってOcean Market上のデータでライブ利用できるアルゴリズムを公開することができるようになります。提出されたエントリーは、フェーズ1と同様に、文書化された使用事例を含める必要があります。公開されたアルゴリズムを使用して、データから価値あるパターンや傾向を発見・表示した場合は、ボーナスポイントが与えられます。賞金総額10,000ドルのうち、フェーズ2の報酬は、1位:3,000ドル、2位:2,000ドル、3位:1,000ドル、コミュニティ賞:2,000ドル 佳作:200ドル(OCEAN + DMTRで支払い)となります。

フェーズ2の目標は、分析、ナラティブ、レポートの開発だけでなく、データの分析に使用できるアルゴリズムを特定し、作成、公開することです。参加者は、Compute-To-Data機能を使ってOcean Market上でライブに使用されるアルゴリズムを公開することが推奨されます。

アルゴリズムの公開、および/または公開されたアルゴリズムを使用して、データの貴重なパターンや傾向を発見または表示した場合は、ボーナスポイントが与えられます。提出された応募作品は、フェーズ1の要件に記載されているように、十分に文書化されたユースケースを含んでいる必要があります。

OceanとDimitraの評価委員会が審査し、革新性、機会の価値、実現可能性、プレゼンテーションの構成、アプローチ、完成度に基づいて、1位、2位、3位の受賞者を選出します。選考結果は公表され、コミュニティはコミュニティ・チョイス・アワードの受賞者に投票するよう招待されます。

フェーズ1の懸賞金はQuestbook上で公開され、応募の締め切りは2022年8月12日です。フェーズ2のキックオフは、フェーズ1の終了時に発表されるものとします。

Dimitraについて

Dimitraのミッションは、世界中の何百万人もの小規模農家の手にテクノロジーを届けることです。これによって生産性を高め、農民の生活を向上させ、食の安全を改善し、世界的な食料安全保障の向上を可能にすることを目的としています。

2021年には、さらに2つの目標を掲げています。1つはAgTechイノベーションの推進、もう1つはDimitraエコシステムへの参加を可能にするために、世界中の途上国への運営補助金を確保することです。


Ocean Protocolについて

Ocean Protocolのミッションは、世界に広がるWeb3データエコノミーを始動させ、データの所有者が持つべき権利を取り戻し、人々がデータから本来得られる価値をもたらす世界を構築する事です。

データは新たな資産クラスであり、Ocean Protocolはその価値を引き出します。データの所有者と消費者は、Ocean Marketアプリを使用して、安全でプライバシーが守られた方法でデータ資産を公開、発見、消費できるようになります。

Ocean Protocolのデータトークンは、データを「データ資産」に変えます。これによりウォレットや取引所、その他のDeFiツールを活用して、データウォレット、データ交換、データ協同組合を実現します。プロジェクトは、OceanライブラリやOCEANを自分のアプリで使用し、Web3データエコノミーの推進に貢献していきます。

トークンとしてのOCEANは、データへのステークやデータの売買、ガバナンス投票などに使用されます。トークンの供給は、短期的な成長と長期的な持続性を促進するために時間をかけて分配され、利用量の増加に応じて増加するように設計されています。

詳しくはoceanprotocol.comをご覧ください。

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