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Ocean Shipyard、2022年度第1回助成先をAthena Protocolに決定


Ocean Shipyard、2022年度第1回助成先をAthena Protocolに決定

Ocean Protocolにデータ検証をもたらす

Ocean Protocol Team

Ocean Protocol上でオープンソースのWeb3ソリューションの構築を目指す起業家に資金を提供する200万ドルの助成金プログラム「Ocean Shipyard」の、2022年最初の助成先としてAthena Protocolを紹介します。

Athena Protocolは、マーケットプレイスにリストする前にデータを認定するインターフェースを開発し、IoTメッシュネットワークや衛星から収集した気候データセットを簡単に利用できるようにすることで、Oceanのエコシステムに付加価値を与えることになります。

エコシステム&パートナーシップ担当Sheridan Johns氏は、次のように述べています:

「Athenaが構築しているような検証ツールは、Oceanのエコシステムに多大な価値を付加することが期待されます。私たちは、Shipyardを通じて彼らのこの作業を支援できることを嬉しく思っており、その成果をコミュニティに提供することを楽しみにしています。」

最高経営責任者のTimothy Carterは、次のようにコメントしています:

「Ocean Protocol FoundationとShipyardプログラムは、ブロックチェーンと現実世界の間のギャップを埋めるために必要な作業を支援するための取り組みを行っています。私たちのツールやサービスは、Ocean Market上のデータ資産に信頼性を与え、ESG資産の検証など、まったく新しいユースケースを解き放つでしょう。Shipyardsのサポートによって、私たちは自信を持って開発を進めることができます。」

Athena Protocolは、自動化されたデータ収集と検証プロセスにおける透明性、公平性、アルゴリズムの説明責任を確保するために、オフラインの世界とブロックチェーンの世界の間のギャップを埋めるためのIoTおよびエッジコンピューティングインフラストラクチャソリューションを構築しています。

世界規模での倫理的なデータ収集を促進するために、Athena ProtocolはSolarPunk Network (SPN)を活用しています。SPNは、プライバシーを犠牲にすることなく、ほぼリアルタイムのモニタリングを可能にし、ステークホルダーと彼らの生活、コミュニティ、エコシステムに影響を与える意思決定プロセスとの間のギャップを安全に埋めるという点で、現在のアーキテクチャの代替となるものです。

Athena Protocolは、Ocean Protocol上でのデータ検証を可能にし、Ocean Shipyardから付与された$50,000相当のOCEANのおかげで、透明で明確な成果物の、より確実性の高いコミットが可能なります。

2022年9月末までに、Athenaはデータ資産を提案し、資産ポートフォリオを管理するためのインターフェイスを開発する予定です。これにより、チームは社会的認証とデータNFTのプロセスと手続きに集中することができます。その上で、最初のESG資産検証スイートv1が認定・公開され、アルゴリズムによるコンセンサスのためのマルチトークコントラクトが可能になります。Athenaチームは、生態系サービスを定量化するために、本格的なESG MRVプロジェクトの提案者とともに2つのパイロットを開始する準備もできています。

2022年12月末までに、$ATHENAのデザインとトークンモデルが確定し、ESG検証スイートv2が構築・展開されることが想定されています。

もしあなたがOcean Protocol上で価値あるものを作りたいと考えている情熱的な個人またはチームであれば、これはあなたの夢のプロジェクトをスタートさせ、新しいデータ経済のパイオニアとなる最高のチャンスとなるでしょう。Shipyardの次の候補の応募は始まっています。

あなたのアイデアこちらに提出してください。

プロジェクトの最新情報やお知らせは、Ocean Protocolの各コンテンツをフォローして入手してください。また、この件に関するお問い合わせはDiscordからお寄せください。


Ocean Protocolについて

Ocean Protocolのミッションは、世界に広がるWeb3データエコノミーを始動させ、データの所有者が持つべき権利を取り戻し、人々がデータから本来得られる価値をもたらす世界を構築する事です。

データは新たな資産クラスであり、Ocean Protocolはその価値を引き出します。データの所有者と消費者は、Ocean Marketアプリを使用して、安全でプライバシーが守られた方法でデータ資産を公開、発見、消費できるようになります。

Ocean Protocolのデータトークンは、データを「データ資産」に変えます。これによりウォレットや取引所、その他のDeFiツールを活用して、データウォレット、データ交換、データ協同組合を実現します。プロジェクトは、OceanライブラリやOCEANを自分のアプリで使用し、Web3データエコノミーの推進に貢献していきます。

トークンとしてのOCEANは、データへのステークやデータの売買、ガバナンス投票などに使用されます。トークンの供給は、短期的な成長と長期的な持続性を促進するために時間をかけて分配され、利用量の増加に応じて増加するように設計されています。

詳しくはoceanprotocol.comをご覧ください。

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