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新語「ReFi」「ReFiSummer」を1分で解説

新語「ReFi」「ReFiSummer」を1分で解説

Celoのツイートから引用 / 翻訳:Takeshi_TGAL

ReFi( Regenerative Finance=再生金融)は、技術の進歩を通じた新たな取り組みの一つであり、単なるバズワード候補でも、ユートピアや夢物語から生まれたビジョンではなく、その根底には再生経済学(Regenerative Economics)を基盤とした理論が存在します。

その目的は、地球上の全ての生命にとって不可欠な天然資源を再生・維持する経済システムを構築することです。

Celoによるこの取り組みは「ReFiSummer」と呼ばれており、Regenerative EconomicsとRegenerative DeFiが主な構成要素となります。

現在、世界の通貨システムには、次のような多くの悪影響が存在します:
🌬温室効果ガスの排出
🏗自然破壊
⚖️経済的不平等

さらに悪いことに、これらの要素は、社会経済的な低所得者層により大きな影響を与えているのが現状であり、この根幹にあるものは富による貧に対する搾取構造です。

しかし、ここで履き違えてはいけないのは、お金は本質的に悪いものではないということです。お金は、交換手段や価値の単位としてだけでなく、信頼の基盤としても機能し、社会全体に広く流通しています。

それにもかかわらず、お金を取り巻く仕組みが、人や自然資源の搾取を助長しているという部分が問題なのです。

では、「搾取」ではなく「再生」に偏りを持たせたインセンティブ構造を再定義できるとしたらどうでしょうか。

これがReFiのビジョンの核心です:
🌏温室効果ガスの排出を削減・除去により、気候を安定化させる
🌱生物学的な多様性を育むことにより、生態系を回復させる
📍思いやりのあるコミュニティに根ざした地域経済を再生させることにより、社会正義を確立させる

ブロックチェーンは、これら3つの目標全てに対して有意義な方法論を提供します。この技術のおかげで、お金は今や高い透明性を有し、プログラム可能で、誰でも簡単にアクセスでき、地球環境に優しいものとなりつつあります。

効率的でカーボンネガティブなレイヤー1ブロックチェーンから、世界最高の気候関連ソリューションに資金を提供するためのカーボン市場の確立に至るまで、この領域 — Regens — において集合的な行動をとる方法が複数存在しています。

ここでは、地球の環境保護に「ReFi」を旨として取り組んでいる個人と組織の一部を紹介します:

@CeloOrg- ReFi blockchain

@clim8collective- ReFi coalition builder

@climateXcrypto- ReFi advocate

@ashtaybuck- ReFi trade

@garysheng- ReFi evangelist

@ReFiDAOist- ReFi DAO

カーボンクレジット分野に取り組んでいるプロジェクトはこちらです:

@Flowcarbon- Carbon Credit Tokens

@ToucanProtocol- Carbon Credits

@MCO2token- Moss Carbon Credit Tokens

そのネーミングから勘違いされがちですが、Celoによる「ReFiSummer」の取り組みは一時的なものではなく、将来を見据えたものです。

「ReFi」そして「ReFiSummer」の取り組みが10年後、そして100年後まで持続させるために、同じビジョンを持つ皆で協力していきましょう!

この夏、DegenはRegenに進化します。