Bit.Countryが400万ドルの資金調達を完了：ユーザーに独自のメタバース構築を提供
by Mark Hampton in Company News
ユーザーが個人のメタバース世界を構築できるように設計されたプラットフォームであるBit.Countryは、最初の資金調達ラウンドで400万ドルの投資を受けました。今回の資金調達イベントには、Web3のパイオニアやゲーム業界のリーダー、インフルエンサーなど世界中から56名のメタバース支持者が参加しました。
このラウンドのリーダーの一つであるWalsh Wealth Ventures、さらにCryptoGodJohn、MrBeast、KSI、Tobias31、Lazarbeam、MrFreshAsian、LachlanYT、CryptoWizarddなどのインフルエンサーが参加しました。参加しているインフルエンサーは、合計で2億人を超えるオンラインユーザーを有しています。
もう一つの主要な投資家は、ロックチェーンゲームのユニコーンであり、「CryptoKitties」「The Sandbox」「F1 Delta Time」などの人気ブロックチェーンゲームの開発者であるAnimoca Brandsです。Animoca Brandsは、ブロックチェーンベースのゲームや従来のコンソールゲーム、PCゲーム開発の分野で蓄積された知識や経験ベースへのアクセスを提供することで、Bit.Countryを支援しています。
また、Bit.Countryは、Hypersphere Ventures、Kernel Ventures、Shima Capital、Genblock Capital、Longhash、CMS、LD Capital、Polka Warriors、Moonwhale Ventures、Moonrock Capital、NGC Ventures、Vendetta Capital、OKEx Blockdream Venturesなどの大規模な投資ファンドからも支援を受けました。
Bit.Countryは、独自のゲーム環境や内部通貨、経済メカニズム、ガバナンスを持つ独立したヴァーチャル世界を提供します。Bit.Countryへの参加者は、内蔵されたトークンエコノミーを使って、自分自身や友人、新規加入者向けの独自のメタユニバースと独自通貨を作ることができます。プロジェクトのホワイトペーパーによると、ユーザーはバーチャルショップやカフェなどの個別の場所、コミュニティ全体、さらにはWeb3.0の新しい次元の延長線上にある独自国家を作成することができます。Bit.Countryには、仮想世界で使用するNFTアイテムを作成するために必要なツールが全て用意されており、便利で使いやすいインターフェースを備えています。
“Bit.countryチームはWeb 3.0の発展に貢献することを一つの目標としており、コアミッションは世界に真のインパクトを与えるネットワークの構築です。このパラダイムシフトの中で、一般の人々に収益化を含めた価値あるアクセスの機会を提供したい。”
と、最近のプレスリリースで同プラットフォーム担当者が述べています。
プライベート・メタユニバースの活用例としては、3Dオンライン・カンファレンスが挙げられます。このようなデジタル環境では、ユーザーはモーションセンサー技術を使って実際のジェスチャーを実演し、コミュニケーションをとり、新しい次元でリアルに相互作用することができます。このようなデジタル環境の用途と需要は、パンデミック後の世界的なロックダウンを経て、劇的に高まっています。
Bit.Countryの開発者によると、与えられた市場は企業とユーザーの両方にとって大きな関心事であるとのことです。開発者は、Bit.Countryプロジェクトが投資家の関心を集め、メタユニバース業界の将来性に自信を持っています。開発チームは、近い将来プロジェクトの規模を拡大し、市場への浸透とともにプラットフォームの機能を拡張していく予定です。
