Ocean ProtocolがAllianceBlockとPOP!でMLPを開始
Ocean & AllianceBlockの20万ドル相当のトークンがMLPにロックされ、コミュニティに利益を提供します
Ocean ProtocolとAllianceBlockは、異なる2つのトークンプロジェクトが、それぞれのトークンをロックしてトラストレスなMLP(Mutual Liquidity Pool)を作ることで、相互の信頼とコミットメントを客観的に提示する事ができるプラットフォームPOP!上でMLPを開始し、ここでは誰でもPOP!のMLPに参加することができます。
POP!は、コミュニティに利益を提供する為のユニークなアプローチを提供します。これはMLPを作成することで行われ、ユーザーは片面での流動性提供(SSLP)または標準の流動性採掘を通じて参加することができます。このMLPは、OceanとAllianceBlockの強固なパートナーシップを強化すると同時に、両コミュニティにパートナーシップの成果を享受するユニークな機会を提供するものです。
MLPの構築にあたっては、CertiKの監査を受けたPOP!のスマートコントラクトを用いて、両ネイティブトークン(OCEANとALBT)をそれぞれ10万ドル分ずつロックしました。つまり、Uniswap(V2)の執筆時点で20万米ドル相当のOCEAN/ALBT Liquidity Poolを作成し、POP! のプラットフォームに反映させてユーザーの参加を促します。MLPは2021年5月25日のCEST13:00(11:00 UTC)から2021年8月18日のCEST13:00(11:00 UTC)までの85日間実施されます。
どのように機能するのか
MLPはPOP!プラットフォーム上で稼働しており、OCEANとALBTのトークンホルダーはすでにMLPマーケットに保有トークンを片面流動性として提供することが可能になります。ホルダーは、ファーマーとしてMLPに参加することで、POP!、OCEAN、ALBTの3つのトークンで報酬を受け取ることができます。また、万が一、ユーザーが非永続的な損失(IL)を被った場合には、POP!独自のリバランス・メカニズムにより、その一部が軽減されます。
POP!の詳細はGitbookを参照してください。
AllianceBlockとOceanのパートナーシップの構築
AllianceBlockは、Oceanの上にデータパイプラインを構築してKYC/AML/KYBなどのユーザーデータを保存することにより、ユーザーはロールベースのアクセスコントロールを使用してデータへのアクセスを与えたり、取り消したりする事が可能になります。
これは、AllianceBlockのミッションの一つである「プライベートバンクの富裕層に非流動性資産の短期融資を提供することで、伝統的金融とDeFiアプリケーションの架け橋となる」目的を達成するための取り組みの一環です。
DeFi P2PレンディングアプリケーションがAllianceBlockのプロダクトに接続されると、レンディングサービスへの参加を希望する全ての貸し手は、KYC/AMLを実行して、AllianceBlockの規制・コンプライアンスツールにより検証される必要があります。貸し手のデータの保存とアクセス制御にはOcean Protocolの技術が使用され、貸し手は自分のデータへのアクセスを許可したり、取り消したりすることが可能になります。
Ocean Protocolを利用することで、リテールバンキングのAPIは、PSD2などの金融規制に準拠した方法でDeFiに接続することができ、新しいエキサイティングなオープンバンキングソリューションを実現することができます。