Ocean ProtocolとEverestがOcean MarketにID認証とフィアットのオン/オフランプを導入
Ocean ProtocolとEverestは、Ocean ProtocolとOcean Marketに、Everestのグローバルなフィアットのオン/オフ・ランプと、アイデンティティの作成とクレデンシャルの共有を伴うeKYCの機能を追加するために提携します。
Everestは、デジタルID、電子財布、文書管理、バイオメトリクスの利用により、公共サービスのためのデジタルID検証を可能にするデバイスフリーのデジタル取引プロトコルです。
このコラボレーションの一環として、OceanはEverestに資金を提供し、コミュニティにこれらの機能を実現します。Ocean Marketのユーザーや企業は、身元確認が必要な不換紙幣の出し入れから恩恵を受けることができます。同様に、データの消費者は、ユーザーや企業のデータが本当にその人や企業のものであるかどうかを確認できる機能を求めています。
ユーザーであれ、企業であれ、自分のデータを真に収益化するためには、「本物」の重複排除されたアイデンティティがウォレットアドレスに関連付けられていなければなりません。独自性や人間性を証明するものがなければ、ウォレットアドレスは幽霊のように匿名性の高いものとなります。
そうは言っても、ユーザーや企業にはプライバシーを守る権利があり、したがって仮名性やプライベートなクレデンシャルの共有も可能となります。例えば、実際の住所を明らかにすることなく住所証明を共有することなどが例として挙げられるでしょう。この様な機能性は全てEverestでサポートされています。プライバシーと透明性を両立させることで、データの供給者と消費者は、検証済みの良質なデータの価値をより簡単に交換することが可能になります。
EverestのeKYCソリューションとフィアットのオン/オフランプは、Oceanエコシステムに歓迎すべきものです。Web3の本質は信頼とプライバシーであり、それはまさにID認証とプライベートクレデンシャルの共有がもたらすものです。データ消費者がデータパブリッシャーのデータ資産を見たい場合、消費者はパブリッシャーのリンクされたクレデンシャルをEverestから見ることができます。これは全てOceanの価値観の基本であるプライバシーを維持する方法です。
- Ocean Protocol COO Razvan Olteanu
Everestのツールを利用することで、Oceanユーザーは、ウォレットアドレスと個人、e-KYCステータスを関連付けることができ、フィアットをクリプトに変換したり、逆にクリプトをフィアットに変換したりすることが可能になります。段階的なアプローチの一環として、Everestは、高速で低コストのL2ソリューションであるEverchainや他のチェーンでのトランザクション処理機能を追加予定です。
Oceanユーザーは、Everestエコシステムのメリット(様々なサービスのためにステークされたIDトークン)を得ることができ、Everestのユーザーは、Ocean ProtocolとOCEANトークンを使ってより簡単な収益化が可能になります。
- Everest CEO Bob Reid
Everestのクラウド型のFinTechプラットフォームの詳細はeverest.org.をご覧ください。