TenderlyがzkSyncと統合:エコシステム全体のL2への移行を促進
本日、イーサリアム開発者によるスマートコントラクトを監視・テスト用のプラットフォームとして広く利用されているTenderlyが、zkSyncをサポートすることを発表しました。 この統合は、zkSync上で機能豊富かつ開発者フレンドリーな体験を提供していくための重要な要素となります。
Tenderlyは、現在の機能に加えて、L1 <> L2インタラクションに特化したデバッグおよびモニタリングツールをサポートします。
これには以下が含まれますが、これらに限定されるものではありません:
- 統合されたスマートコントラクトセマンティクスによる直感的なデバッグ
- どこで何が起こったかを明確に追跡できるため、トランザクションが失敗(または成功)した理由を正確に把握可能
- トランザクションがロールアップされている間のL2と、コミットおよび検証後のL1の両方で、接続されたWeb3アクションを実行可能
- トランザクションの実行経路に関わらず、あらゆるものを監視し、オンタイムで警告を受信することが可能
- 複数のプラットフォーム上でトークンを追跡し、各追跡ステップについて優れた洞察を得ることが可能
- 全てのネットワークでウォレットを追跡可能
「Tenderlyは、Matter Labsとの提携により、EVM対応ZKロールアップの前例のないスケーラビリティ、セキュリティ、開発者のイノベーションへのアクセスを可能にすることを嬉しく思います。Tenderlyは、zkSync 2.0の知名度とそれにより開発者の体験性を高めることで、エコシステム全体のL2への移行を促進していきます。」−Tenderly 共同創業者 Nebojsa Urosevic氏
Tenderlyについて
Tenderlyのミッションは、開発者による次世代の分散型アプリケーションの構築をナビゲートし、実行可能にすることで、ブロックチェーン開発を可能な限り強力かつ効率的にすることです。
Tenderlyは、デバッグ、テスト、モニタリング、アラート、インフラの提供など、あらゆる段階で開発者に力を与えるミッションクリティカルなツール群を提供し、スマートコントラクトの開発時間とコストを削減することに注力しています。