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Ocean ProtocolはBenchmark Protocolと提携し、レンディングプラットフォームにOCEANをリスティングしました

Ocean ProtocolはBenchmark Protocolと提携し、レンディングプラットフォームにOCEANをリスティングしました

著:Dan Fisher

近日公開予定:Benchmark Protocolレンディングプラットフォーム

Ocean ProtocolはBenchmark Protocolと協力し、Data DeFiエコノミーの更なる拡大を目指します。Oceanトークン(OCEAN)はBenchmarkのレンディングプラットフォームに上場し、MARKトークン-従来の資本市場とDeFiをつなぐBenchmarkの供給弾力性のある安定したコイン・オルタナティブ-に支えられて扱われていきます。これにより、OCEANの保有者はOCEANトークンを貸し出して利息を得ることができ、逆に担保提供者はOCEANを借りることができるようになります。

伝統的金融市場とDeFi市場をつなぐDeFiプロトコルBenchmark Protocolは、そのネイティブアセットMARKがSDR(Special Drawing Rights)にペグされています。SDRは、米ドル、ユーロ、英ポンド、中国元、日本円で構成される複合国際準備資産です。これにより、米ドルのような単一国を裏付けとした資産に対して、より良いヘッジとしての機能を提供します。

Web3データエコノミーのデータ交換プロトコルであるOceanプロトコルにとって、今回の提携はOCEANトークンのもう一つの利用法の創出に貢献し、DeFiとの統合を更に深化させます。今回の上場により、OCEAN保有者は、Oceanへのエクスポージャーを維持しながら、ILリスクを負うことなく、利ざやを得ながらOCEANを貸し出すことが可能になります。

OceanとBenchmarkは、データのためのオープンソースのコミュニティマーケットプレイスであるOcean Marketと、Ocean ProtocolのERC20トークンに包まれたデータ資産であるOceanのデータトークンの貸し出しを活用した将来的な協力関係を模索しています。

  1. OceanはBenchmark ProtocolがOcean Marketを介したDeFiデータの収益化を支援し、Oceanコミュニティがこれらのデータセットにアクセスできるようにします。
  2. BenchmarkはOcean Protocolのマーケットプレイスからキュレーションされたデータを入手し、貸出金利を最適化し、担保付きローンを提供することが可能になります。
  3. BenchmarkはOceanのデータトークンの貸し出しを可能にし、データトーク保有者が保有データから利子を得ることができるようにします。

“私たちは、OceanProtocolコミュニティが私たちのステーブルコイン・オルタナティブであるMARKを利用するのを楽しみにしています。MARKは、市場の高いボラティリティに左右されない、真の意味での分散型スマートコントラクトの担保支払いへの扉を開きます。”
- Benchmark Protocol COO Kurt Uhler氏

“Ocean Protocolは、OCEAN保有者がOCEANトークンを最大限に活用する方法を模索しています。今回の提携により、OCEAN保有者はエクスポージャーを維持しながら、保有分の利子を得ることができるようになります。将来的には、Benchmarkによってそれぞれのデータトークンが独自の貸出市場をプラットフォーム上に持つことが可能になり、データトークンのもう一つの有用性が開けてくるでしょう。”
- Ocean Protocol Growth Accelerator Manan Patel氏

Ocean Protocolについて
Oceanprotocolのミッションは、世界的な潮流としてWeb3データエコノミーをキックスタートさせ、データ所有者にその力を還元し、人々による保有データの収益化の実現を目指しています。データは、新しい資産クラスであり、Ocean Protocolはその価値を解き放ちます。データ所有者と消費者はOcean Marketアプリを使用して、安全でプライバシーが守られた方法でデータ資産を公開、発見、消費することができます。

Oceanデータトークンは、データをデータ資産に変えます。これにより、ウォレットや取引所、その他のDeFiツールを活用して、データウォレット、データエクスチェンジ、データ協同組合の運営を可能にします。

OCEANトークンは、データのステーク、Ocean Protocolのコミュニティ・ファンディングの管理、データの売買に使用されます。その供給は、短期的な成長と長期的な持続可能性を促進するために、時間をかけて緩やかに分配されていきます。つまりOCEANは、使用量の増加に伴って増加するように設計されています。

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Benchmark Protocolについて

Benchmark Protocolは、従来の金融市場をDeFi市場に接続するDeFiプロトコルです。このプロトコルは、ルールに基づいた非減数的で供給弾力性のある担保効用であり、ヘッジ手段としても機能します。供給は、ボラティリティー・インデックス(VIX)と目標指標からの乖離に基づいて調整されます。SDRを使用することで、1つの通貨だけにエクスポージャーするのではなく、より大きなユースケースが生まれます。DeFi 領域では、その有効性を維持し、ボラティリティの高い時期に固有のベースラインの流動性を高める担保効用が必要とされています。

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