DYOR:信用するな、常に検証せよ!
zkSyncコミュニティに参加して一緒に未来を構築しましょう!
イーサリアムやzkSync Eraのようなパーミッションレス・ネットワークで詐欺に遭わないためには、デューデリジェンスを実践することが重要です。
なぜパーミッションレスなのか?
「自由」だからです。誰でも自由にイーサリアムやzkSync Eraのネットワークに参加して、トランザクションを検証し、中央の権威や承認を必要とせずにスマートコントラクトを作成することができます。
zkSyncの使命は、ZK Credoに明示されているように、全ての人のために個人の自由を促進することにあります。
自由はイノベーションを呼び起こして、進歩、そして最終的な繁栄をもたらしますが、それは常に責任を伴います。
zkSync Eraは、ゼロ知識テクノロジーによってイーサリアムをスケールさせるパーミッションレスのL2プロトコルです。zkSync Eraは、単にイーサリアムのスループットを向上させることを目的としたプロトコルではなく、イーサリアムの価値である自由、自己主権、分散化をスケールにおいても完全に維持することを目的としています。
イーサリアムと同様に、zkSync Eraの譲れない特質の1つは、完全にパーミッションレスであることです。ネットワーク上のプロジェクトに関与する前に、常に警戒し、自己責任でリサーチ(DYOR)することが特に重要になります。
🚨zkSyncおよびEraという名前を使用しているプロジェクトは、zkSyncプロトコルやそのコア開発チームとは関係ありません。zkSyncコアチームが管理する唯一の公式ソースは、zkSync website、@zksync Twitter、zkSync Discordです。🚨
基本を理解する
最初のステップは、ブロックチェーン、ロールアップ、ブリッジ、DeFi、スマートコントラクトなどの概念にご自身が精通していることを確認することです。
無知な投資家や貢献者は危険に晒される可能性が高くなります。インフルエンサーなどによる二次、三次情報に流されることも同様です。お金を受け取ってプロジェクトのために宣伝をしている場合、そこに安全性や信用は考慮されていないことを理解することが重要です。
イーサリアム財団が提供するリソースを活用して、基礎を学びましょう👇
A dapp developer's introduction to the core concepts of Ethereum.ethereum.org
このプロセスを通じて、秘密鍵は決して誰とも共有しないことを忘れてはいけません。
外部監査の検証
スマートコントラクトの監査は、エクスプロイトやバックドアに対する強力な盾となります。
プロトコルが信頼できる監査人によって監査されていれば、そのコードの安全性は格段に高まり、不注意によるバグや悪意のあるコードが発生する可能性はかなり低くなります。
しかし、すべての監査が同じように行われるわけではなく、どんなに優れた監査でも弱点を特定できない可能性があることを覚えておいてください。OpenZeppelin、Trail of Bits、Consensys、Hacken、Spearbit、Halborne Securityのような評判の高いWeb3セキュリティ会社によって監査が行われたことを確認することが重要です。これらの企業は、1Inch、AAVE、Metamaskなどの有名なWeb3 dappsを監査しています。
zkSync Eraの外部監査を見る👇
zkSync Era is a user-centric zk rollup platform from Matter Labs. It is a scaling solution for Ethereum, already live…era.zksync.io
イーサリアムやzkSync Eraのようなオープンソースのコードベースを持つことは、継続的にコードを調査する多くの目を持つ方法でもあります。
プロジェクトの基礎を評価する
スマートコントラクトのコードを読む必要はありませんが、プロトコルのターゲット市場、ユニークな製品の特徴、将来のビジョンについての基本的な理解は不可欠です。
Web3プロジェクトを分析するときは、プロジェクトのミッションとビジョンを調査することから始めましょう。プロジェクトが解決しようとしている問題と、その競争上の優位性を理解することが重要です。
ほとんどの本格的なプロジェクトは、技術的な側面、ミッション、将来のビジョンを説明した文書を持っています。情報が消化しやすく、正確で明確であることを確認するのはプロジェクトのチームです。
トークノミクスを見直す
プロトコルにトークンがある場合、そのトークノミクスを研究することは非常に重要となります。
例えば、コミュニティではなくプロジェクト関係者のために過剰な数のトークンが確保されている場合などです。
トークンの配布に関しては、悪質なエアドロップの試みに注意してください。詐欺に関わる攻撃者は、サイトにアクセスさせてウォレットに接続させて、アカウントにアクセスして資金を盗み出そうとしたり、悪意のあるリンクやコードを含む未承諾の暗号やNFTをウォレットに送りつけたりします。参加する前にエアドロップとその背後にあるプロジェクトの信頼性を確認して、個人情報(特に秘密鍵)を絶対に提供しないでください!
あなたを含め、みんなが大量のエアドロップを受け取っている場合(DiscordのOGロールなどあまり意味をなさない貢献によって)、果たしてそのトークンに価値はあるのでしょうか?そのプロジェクトは本当に持続可能性を考慮しているのでしょうか?利益と価値は切り離して冷静に洞察することが重要です。
Blockworks、Cointelegraph、CoinMarketCapなどの有用なガイドを活用することも有用です。
ドキュメントに目を通す
テクノロジーについて学ぶ場合、プロジェクトのドキュメントに細心の注意を払ってください。
根拠のない情報源や匿名の著者、盗用されたコンテンツなどにも注意が必要です。誤字脱字の多発、コンテンツの欠落、リンクが機能していないなど、杜撰な点も懸念材料となります。
zkSync Eraのドキュメントを確認する👇
zkSync Era is a user-centric zk rollup platform from Matter Labs. It is a scaling solution for Ethereum, already live…era.zksync.io
コミュニティとパートナーシップに飛び込む
活発なコミュニティや実績のある企業とのパートナーシップは、有望なプロジェクトであることを示すことが多いという側面を持ちます。
Telegram、Discord、Twitterのようなプロジェクトのソーシャルメディア・チャンネルに参加することで、コミュニティのセンチメントとエンゲージメントを測定することが可能です。しかし、フォロワー数やエンゲージメント数はボットによって操作される可能性があることに留意してください。本物のエンゲージメントを探し、不釣り合いな指標には懐疑的になりましょう。
プロジェクトをフォローしている組織や個人の評判を参照することも役に立ちます。評判の良いアカウントが複数フォローしている場合は、合法的なものである可能性が高いと言えます。一方、トークンの獲得に関して(エアドロップやいわゆる給付金)にばかり焦点を当てている組織や、お金を受け取って無差別にオンラインイベントを開催するような組織には懐疑的になるべきかもしれません。
チームを把握する
プロジェクトを評価する際には、チームメンバーの経歴を調べることが不可欠です。
チームの経験や過去のプロジェクト、成功の実績を調べてみましょう。リーダーが匿名であったり、検証可能な履歴がないプロジェクトは、リスクが高い可能性があります。AMAなどの公な場で聞き、エビデンスを求めることも有効な見極め方法となります。
FOMOの遮断
逃すことへの恐れ(FOMO)は非常に強力な動機づけになりますが、新しいプロジェクトと交流する際には避けるべき敵となります。
プロジェクトに参加することにプレッシャーを感じてはいけません。今日有望なプロジェクトであれば、明日も有望なプロジェクトであり続けるけるはずです。
詐欺師は頻繁にFOMOを利用します。その一例がハニーポット・スキームで、悪質な業者は被害者をおびき寄せ、詐欺のために不正に設定されたウォレットとやりとりさせるのです。
また、あなたが顕著なコミュニティ貢献や開発貢献をしているわけではないのに、特別な条件が提示される理由はありません。特別な貢献者でもないのに良い条件がある場合、仮にそれが真であったとしても、そのトークンメカニズムに問題がある可能性があります。どこに価値があるのかを見極める確かな目と知識が重要です。
zkSyncエコシステムの安全な探索
2023年3月のメインネットローンチ以来、zkSync Eraは驚異的なエコシステムの成長と開発者の採用を経験してきました。
その結果、すでに確立されたものからまったく新しいものまで、多くのプロジェクトがzkSync Eraにデプロイされ、イーサリアムの未来を築くために日々新しいプロジェクトがデプロイされ続けています。zkSyncエコシステム内のプロジェクトは共に、すべての人のための個人の自由を進めています。
パーミッションレスでトラストレスなブロックチェーンは、ユーザー、開発者、企業を含むほとんどの参加者が、新しい価値のインターネットを構築するという誠意と共有された価値観で運営される公共財のようなものです。とはいえ、どの分野でもそうであるように、自分たちに有利になるように不正にパーミッションレス構造を利用する悪質な行為者も存在するのも事実です。
綿密なデューデリジェンスには時間がかかりますが、その見返りは計り知れません。正しいステップを踏んで、新たな経験を積んでエコシステム内の他の人々と学びを共有することで、あなた自身や他の人々にとってのリスクを減らし、zkSyncエコシステムの探索を安全に楽しむことができるでしょう。