blockchainjapan’s blog

旬のブロックチェーンを記事を厳選して提供!

Aptos Japan × METAPIXEL AMA:Q&Aの概要


Aptos Japan × METAPIXEL AMA:Q&Aの概要

Takeshi@Think Globally, Act LocallyAptos Japan & METAPIXEL Japan

METAPIXEL Japanとその他の各コンテンツに参加して最新情報を入手しましょう!

2月22日にTwitter Spaceで開催された「Aptos Japan × METAPIXEL AMA」では事前質問として日本コミュニティからの事前質問が募集され、その中から選ばれた19問に、METAPIXELチームのBusiness Directorであるジョセフさんが回答しました。

以下はその記録です✍️


Q1. GSUの開発状況について教えてください。また、最初のベータテストではどんなことができますか?最終的にOATを持つ人は全員テストに参加できるようになりますか?

A1. GSUの現在の開発段階は、アルファ段階と言えます。最初のテストでは、GSUのコアなゲームプレイ(探検や協力プレイ、ゲーム内取引)とプラットフォームの初期プレビュー(メンバーシップ、ランチャー機能)を体験していただけます。この段階では、Web3の機能は含まれません。

ローンチ前のコミュニティテストは継続的に実施する予定ですので、その後のテストでブロックチェーン機能を体験していただくことができます。

また、今回は限られたサーバーリソースで基本的なゲームプレイをテストするため、アーリーアダプターに以前配布されたOATを所有しているコミュニティサポーターからテスターを選出します。将来的にはテスタープールを拡大するために、さらにOATやPOAPを配布して、多くの人がテストに参加できるようにする予定です。


Q2. 多くのPCMMOが既に存在していますが、GSUはそれらとどんな違いや面白さがありますか?また、アクティブプレイヤーの最低目標は何人を想定していますか?

A2. Many PCMMOs already exist, how is GSU different and more 確かに、今後様々なゲーム企業からMMORPGが登場すると思います。その中で、GSUはNFTやトークンだけでなく、実際のブロックチェーン技術を使ってユーザーにより良いweb3機能を体験してもらうことにフォーカスしています。

今後、私たちの考えやゲームプレイやエコシステムの仕組みをメディアを通して発信していますので、ユーザーの皆さんは徐々に情報を得ることができるようになると思います。最低目標数は現時点では難しいですが、グローバルに展開するタイトルですので、決して少ない数字にはならないでしょう。テストを通して、内部データを分析しながら、今後のAMAでさまざまな目標数値を達成できるようにしたいと思います


Q3.ゲーム内通貨はトークン化される計画でしょうか?また、キャラクター、装備、アイテム等全てNFTとなるのでしょうか?それらの販売方式(FCFSなどといった条件)はすでに決まっていますか?

A3. この質問では、ざっくりとしたアイデアをお伝えします。ゲーム内のデザインについては、ローンチ前に次の記事を予定していますが、現在、私たちが考えているのは、ユーザーにこのゲームを単なる稼ぎの道具としてプレイさせないことです。

ゲーム開発者の視点として、ゲームプレイの目的は、娯楽、つまり楽しい製品の提供にあり、収益はその後からついてくるものです。現在のゲーム市場には、アカウントやアイテムを売ることができるグレーマーケットも存在しますが、ブロックチェーン技術を利用してエコシステムをつなげることで、新らなオープンエコノミーを作ることができます。

基本的なゲームプレイは無料としつつ、多くのアイテムがゲームプレイ中にNFTとして入手できるものとしていきます。


Q4. AFやグランウェポンなどに関してランダム購入(日本語で言う「ガチャ」)要素はありますか?

A4. ガチャシステムは使うかもしれませんし、使わないかもしれませんが、それは私たちがどのような機能を実装していくかによります。しかし、基本的には、前の質問で述べたように、キーとなるアイテムはゲームプレイから入手でき、時間やお金など、プレイヤーが費やした努力によって手に入れることができるものとなります。

今後のテストと並行して、より多くの情報を提供していく予定ですが、ビジネスモデル自体は、オリジナルのGranSagaとは異なるものになる予定です。


Q5. キュイを操作する動画を拝見しましたが、GSUで使用するキャラクターは現行版のグランサガのキャラクターと同じものですか?また、もし存在する場合どのような新キャラクターがいますか?

A5. GSUは、現実世界とゲーム世界の境界線が曖昧なGranSagaの原作世界につながる新たな領域を舞台とするもので、同じIPの物語を使いながらも異なるコンセプトで制作していくことになります。

GSUはPC用MMORPGで、キャラクターのクラスや役割がはっきりしており、複数のプレイヤーが一緒にプレイすることでゲーム体験が大きく広がります。GSUでは、プレイヤーは自分のキャラクターを作成して、他のプレイヤーのキャラクターと交流することで、現実とオンラインゲームの境界を越えることができるようになります。プレイヤーはお互いに協力して共通の目標を達成することも、互いに競い合って自慢の戦利品を手に入れることもできます。

GSUのストーリー内で実際にキュイに会うことができますが、実際のプレイヤーキャラクターとは区別されます。ここに関しては今後のアナウンスを待っていただくと共に、サービス期間中にクラス別のアップデートが行われる可能性もあります。


Q6. 家を建てるなどクラフト要素を導入する事は考えていますか?

A6. 個人的には、建物の建設のような機能を提供することは、プレイヤーコミュニティにとって非常に興味深いものになると思いますが、ローンチ時に提供するかどうかはまだ決めていません。

また、クラフト機能についてはゲーム内で提供する予定があります。


Q7. ボット対策はありますか? また、ゲームパッドには対応してますか?

A7. ボットの定義は様々ですが、ゲームシステムに悪影響を及ぼすものについては、ゲーム内の経済を保護するためのガイドラインや方法を設定しているので、ケースに応じて対処していきます。ゲームパッドのサポートに関してですが、基本的なゲームプレイはPC MMOで統一していますので、マウスやキーボードを使った方がゲームパッドよりも遊びやすいと思います。ゲームパッドを使うユーザーが多ければ対応も検討するかもしれませんが、本来のゲームプレイはマウス・キーボードでデザインされることになります。


Q8. 将来的なモバイル展開、日本語表示や音声に対応する予定はありますか?

A8. 当初の基本的な言語サポートは英語ですが、将来的には様々な言語パックをサポートしていく予定です。コミュニティーの形成とプレイテストを実施するのも、言語パックのサポートに優先順位をつけるためでもあります。音声のサポートについては、検討していますが、こちらに関しては後日決定する予定です。


Q9. MMORPGではアイテムの獲得や経験値獲得等のイベントが頻繁に発生しますが、どの程度オンチェーンでのやり取りが発生しますか?シームレスなプレイを実現するためにウォレットとのやり取りに関して何か特別な技術が用意されているのでしょうか?

A9. いい質問です。ほとんどのアイテムはNFTとして取得され、ユーザーはウォレット内で所有権を得ることができます。しかし、問題は、オンチェーン取引を使えば使うほど、ユーザーはウォレットの署名のプロセスに悩まされるかもしれないということです。

そこでMetapixelでは、ガス料金の代理決済ロジックを実装することで、不要なガス料金取引をなくしていきます。また、このアクションをオンチェーン取引として提供する場合でも、ゲーム体験を高めるためのオプトアウト委任方式のような形で、ゲームに集中できる環境を提供していきます。

私たちは常にプレイ第一のUXのデザインに取り組んでおり、これらが実際にどのように機能するかについても、今後より多くの情報を提供していきます。


Q10. METAPIXELプラットフォームでも、例えばGALAのようにプラットフォーム内で使える独自トークンをローンチするのでしょうか?

A10. 基本的には、ゲームプレイを通じて作成されるNFTアイテムをベースにゲームエコノミーを設計しています。決済については、METAPIXELのネイティブトークンとしてAptosトークンの使用を検討しています。独自のトークンが必要な場合であるとなった場合は、将来的に検討するかもしれませんが、現時点ではMETAPIXELではAptosトークンを使用する方向で進めています。


Q11. METAPIXELの今後の活動の核となるような特別なNFTを発行する計画はありますか?

A11. この質問の意図とは違うかもしれませんが、プラットフォーム的には、第2四半期に発売される「Catcha」というコレクションがあります。しかし、前述の通り、Metapixelのゲームは無料でできることを基本としていますので、ゲームをプレイするためにCatchaの所有をユーザーに強要するようなことはありません。しかし、こうしたプラットフォームNFTは、METAPIXELのエコシステムの中でゲーマーのブランドのような役割を果たして、エコシステム内にさまざまなユーティリティが存在していくことが想定されます。


Q12. 投資家ではなくプレイヤーが優遇されるような仕組みはありますか?

A12. ゲームアイテムのほとんどはゲームプレイから入手できるので、プレイヤーがゲーム内で貴重なギアを入手するためには、実際に熱心なゲーマーである必要があります。

これを踏まえて、各アイテムがマーケットに出たときに、どのようにバランスを取るかについても考慮しています。エコシステムの主なロジックとしては、実際の参加者や貢献者により多くの利益が共有されるように設定される予定です。


Q13. METAPIXELのプラットフォーム内で、アクシーインフィニティのスカラーシップのような、NFTを貸し出すことでトークンを獲得できる仕組みの実装は計画されていますか?

A13. 必要であればそうするかもしれませんが、Axieがゲームギルドを通じてスカラーシップを運営していたのは、デッキを組むためのAxieの価格が高くなり、普通のゲーマーによる購入が難しくなったからです。基本的に、わたしたちのゲームを始めるにあたってNFTアイテムを必須とすることは考えていないので、初期段階ではスカラーシップは必要ないでしょう。

ただ、現在のAptosエコシステムプロジェクトと連携してゲームのエコシステムを拡張する方法をいろいろ考えているので、ゲーム内でのレンタル機能については実装の可能性があるかもしれません。


Q14. METAPIXELがWeb3に挑む理由について、ゲーム、NFT それぞれの観点から教えてください。

A14. ブロックチェーン技術は、ゲームとそのゲームの経済性を市場の均衡に近づけることができると考えています。今後GSUを皮切りに、この新しいパラダイムに適合したWeb3ゲームの制作を目指していきます。

また、トークンやNFTなどのブロックチェーンの機能を、単にアイテムとして使うだけにはしたくないという考えもあります。例えば、先日発表したproof of playのロジックや、ゲーム内の経済に関する透明性の高いデータ共有やゲーム間のダイナミックバランシングなど、技術面でのブロックチェーン活用の可能性はさらに拡大していくと思います。

現在、Aptosチームと、ゲーム体験を向上させるための技術レイヤーを提供するために議論を続けています。


Q15. METAPIXELが先行のWeb3ゲームプロジェクトや新興のoasysなどに対して自負できる、差別化や競合優位性は何ですか?

A15. ブロックチェーン技術の実際の使い方は、他のWeb3プロジェクトとはきっと異なると思います。私たちは、3つの側面での提供を想定しています。1) 質の高いゲームを提供する 2) シームレスなユーザー体験を提供する 3) ブロックチェーン技術を使ってゲーム体験を新たなレベルに向上させることです。

どのプロジェクトもWeb3領域で質の高いゲームを提供するために取り組んでいると思いますが、ブロックチェーン技術の利用方法は各プロジェクトで異なると思います。サービスとしての観点では、ユーザー体験をより簡単にするために中央集権的な側面があるはずです。そこで、ウォレットの利便性を向上させる方法や、ガス料金の課題といった現在の摩擦部分をどのようにMETAPIXELプラットフォームで補助することができるのかについて、さまざまな方法を用意しています。

また、オンチェーンレイヤーを使って、ゲーム内の情報をより多く提供することも考えています。例えば、ゲームエクスプローラーのように、ユーザーが何らかの分析をしたり、ゲームの世界がどのように運営されているかを実際に見ることができるようにするということです。

このように、私たちは独自の視点でWeb3ゲームの開発を進めており、私たちは私たちの得意とすることを行っていきます。


Q16. 既存の韓国ゲーム関連企業は日本向けにNFT関連コンテンツ(NFT・NFTマーケットプレイスなど)の提供を制限している場合があるが、GSUは日本での全コンテンツの利用が可能ですか?その他法的な問題は全てクリアしていますか?

A16. 私たちはグローバルレベルの進出に取り組んでいるので、各国の規制については注意深く確認しています。基本的には、独自のネイティブトークンを直接使用しないのであれば、法的リスクはかなり低くなると考えています。現在、日本のゲーマーの方々にもフルサービスを提供することができると考えていますが、サービスに関する状況は随時更新していきます。


Q17. Aptosチェーンを選択した理由はなんですか?

A17. METAPIXELとAptosは、Web3を世界の人々に提供するという同じ目標を持っています。 Aptosはブロックチェーン技術を使いやすくするための技術レイヤーを提供し続けて、MetapixelはAptosネットワーク上でweb3ゲームを構築するために協働しているのです。

より良いゲーム体験に欠かせない高速実行をサポートする低遅延がAptosを利用するにあたっての重要な要素であり、技術的な保護と移動契約の高い忠実性がもうひとつの要素です。現在両プロジェクトは、「私たちが一緒に提供できるゲームシナリオを使って、いかに多くのユーザーをWeb3に呼び込むか」ということに焦点を当てて取り組んでいます。

チームとして各チェーンを分析した結果として、これまでのチェーンとweb3の限界をAptosで超えることができると考えて、強力なパートナーシップを締結したという経緯があります。


Q18. 今後も日本向けのイベントなどは開催されるでしょうか?今回のようなTwitter Spaceの開催は、Aptos Japanとのコラボとして日本語で発信されるので助かります。

A18. 日本だけでなく、各国で様々なイベントを開催することも考えています。もちろん日本のゲーマーからの関心は非常に高まっていますし、チームにとっても日本は重要な市場の一つです。そこで、Aptos Japanと一緒にこうした活動を行うだけでなく、今後日本で開催されるWeb3のイベントに参加したり、サイドイベントを開催したりすることも考えています。


Q19. Catcha NFTはどんな目的で作られましたか?また、どんなユーティリティがありますか?

A19. Catchaは、METAPIXELのエコシステムNFTとして作成されました。現在、Catchaのより多くの側面と、より多くのスニークピークやアートワークを提供しようとしています。また、各ゲームエコシステムやタイトルの中でいくつかのユーティリティをもたらすことを考えています。


METAPIXEL Japanとその他の各コンテンツに参加して最新情報を入手しましょう!