イーサリアムマージがzkSyncへ与える影響
zkSyncは、Ethereumに最も近いL2として、エコシステムとともに進化していきます。
Ethereumのコンセンサスレイヤーは2022年9月15日頃にProof of Work(PoW)からProof of Stake(PoS)へと移行する予定です。
マージがzkSync v1に与える影響
マージの開始予定時刻の約1時間前にzkSync v1の活動を停止します。マージの完了後、システムをオンラインに戻す前に一連のテストを実行します。ダウンタイムのかかる時間は約1時間を予定していますが、潜在的な問題の影響を考慮し、特に慎重に行いますので、延長される可能性もあります。
zkSync v1に資金を預けている場合は、この期間中も資金は確保されますので、必要なアクションはありません。
一時停止中に提出された操作については、マージ完了後に時系列順に処理されます。
zkSyncのシステムはL1で使用されるコンセンサスアルゴリズムの選択に依存しないため、マージ後に zkSync が動作を継続できるようにするためのエンジニアリング作業の必要もありませんが、今回の大規模な変更を考慮して、純粋に防御策としてこの予防措置を取っています。
zkSync v2 testnetに与える影響
zkSync v2 testnetは Goerli testnet上で実行されており、8月15日に既にGoerli testnet上でのマージは実行され、成功しています。今回のマージ中に、zkSync v2 testnet上での障害は発生しない見込みです。
質問やフィードバックは、Discordまたはsupport@zksync.ioにメールでお寄せください。