Matter Labsの最高製品責任者（CPO）にSteve Newcomb氏が就任
4つの会社を共同設立し、成功させた経歴を持つSteve Newcomb が新たな最高製品責任者（CPO）として Matter Labs に参加することを発表します。Steveは、個人主権のために暗号の大量採用を加速させるという私たちのミッションにおいて、重要な役割を果たすことになります。
Steveは、ミッション志向のスタートアップ創業者として、世界の何十億もの人々に利用されている技術を生み出してきた経歴があります。その中でも、Xerox PARCの自然言語検索エンジンPowersetを共同設立し、後にマイクロソフトに売却（現在のMicrosoft Bing）したことが最も知られています。
Steveは、Loudfireを共同設立してスタートアップのキャリアをスタートさせました。そこでは、携帯電話から電子メールを送信できるようにする初めての技術を開発しています。その後、スタンフォード研究所を拠点に、分散型音声認識ソフトウェア（Promptu）の解決に携わるチームを率い、その後は、目的志向のテクノロジー系スタートアップに投資することで、人間性へのリターンを最適化するアクセラレータ・プログラムを立ち上げています。最近では、オープンソースのJavaScript 3DレンダリングエンジンFamousを共同設立し、Amazeのソフトウェアに搭載しています。
Steveの取り組みは、世界中で使用されているテクノロジーを生み出すだけでなく、Github、Turing、Weights and Biases、ActionIQなど、影響力のある創業者の世代を指導し、その全員が彼の作った会社で働いていたという驚異の実績を生み出しています。
事業の創業という仕事の枠を超えて、オープンソースコミュニティのサポーターとして、また教育者としても積極的に活動しています。Famousの在職中には、Node.js Foundationの設立に資金提供し、世界最大のオープンソースJavaScriptプロジェクトであるJQueryの理事会にも参加しています。学者としては、UC Berkeley School of Engineering と UC Berkeley Founder School でシニアフェローを務めています。また、UC Berkeley以前には、カリフォルニア州サンフランシスコにあるプレシディオ大学で、初のグリーンMBAプログラムのディレクターを務めた経歴を持っています。
今回のCPO就任でSteveが、創業者、技術者、製品リーダーとしての豊富な経験をMatter Labsにもたらすことに期待しています。創業者としてのみならず、オープンソース技術の提唱者としての彼の成功は、Matter Labsのミッション、文化、目的を維持しながら、規模を拡大することを可能にするはずです。
私たちは、zkSyncを、ブロックチェーン開発者のためのNo.1レイヤー2ソリューションにするために共に働けることを心から楽しみにしています。
製品管理、開発者サポート、開発者対応、教育、ツール開発、製品研究などでスティーブの製品チームに参加することに興味があれば、彼に知らせてください。連絡先は sn@matterlabs.dev です。
日本の開発者のみなさんもzkSyncの取り組みに是非ご参加ください！
